[20001217 14:54]
無言の別れ、20世紀に置いていくもの U R 【20001217】天皇杯4回戦 浦和レッズvsセレッソ大阪 駒場20世紀最終戦。たぶん全国で本日開催4回戦16対戦で最高の入り(実際そうだった)。2回戦のときはメイン中央がそこそこ埋まってたのが今日は空いてて、その分バックに。応援モード。 あっさりとしたスタメン発表、エールのタイミング合わず、ヤな予感。「天皇杯は華美厳禁」とかあんのか? 等々力じゃ写真入りでやってたんだからやってほしいす。 セレッソとは10/14(アジア杯進行中=伸二、西沢森島尹盧抜き)横山緊急合宿の最終日、御殿場で30分3本、レッズは今につながる新フォーメーションで22人いろいろ試して結果は1-2。あれから2カ月。西沢エスパニョ〜ルだし、代表で疲弊したままのモリシ抜きだし、尹と西谷に気をつけて勝ちに行け。 でも…盛田ワントップが超不安。サポじゃなくて敵を不安にさせろよ(泣)。セレッソなぜか盧もいなくて「知らないやつばっか」といってる声も聞えるが、点入れないと勝てないよ…。練習試合のときの唯一の得点者がアンジー@ふりむきざま、だったことがちょっと心に陰落とす。アンジー、サブにもはいってない。 2回戦ではなかったUBのポール(コールリーダーがつかまる棒)が復活。が、なんか違和感。なぜかいつもより位置がゴール裏寄り。選手の目測がずれないといいが(爆)←J2になってカンバンが少なくなったから距離感狂うとかいってたFWいるチームだし。 いつものアウェー区画は存在しない天皇杯、しかしセレサポはちゃんと出島に収まってる。よーし。K.O.「FORZAウラーワレッズ!」調子上げてこ〜!ってことで伸二がドリブル突破でまずシュート(GKセーブ)。CK。FKから正樹拾って伸二がシュート(枠外…)と最初は押し気味だが決められず。セレッソ西谷がFKを直接シュート。洋平キャッチ、え?ボールがつるっと漏れて田坂が詰める。つる…大きく外れてセーフ。ふう。 と安心もしきれないうちに、とにかくボールを奪えばはや〜いセレッソ、西谷からスルーパスが尹に渡り、洋平ピンチ! ブーイング(しながら心では息を詰めて)打った枠外ーーっ。ひゃあ。これぞレッズペース(誤)。セレッソ島、落胆。 その後CKを洋平ナイスパンチング!とかあってレッズこれで落ち着けと思ったのだが。右サイド尹のFK、球威も繰り出すタイミングも難易度☆てな感じでイチが難なくヘディングでクリア、えっ空、振り。選手もサポも狼狽する中、虎視眈々とチャンスを伺ってたようにはどうしてもみえないセレッソの盛田こと上村があっさり決める(15分)。 (翌日の報道によれば、イチは左目のコンタクトが外れたままプレーしていたという。なんでなんだ…。イチがそういう闘士だってことはサポでも知ってる、どうしてスタッフが気づいてフォローしてやんないんだ!?) ああもうこっちくる敵の顔見分けるのやだ(←とはや〜い攻めに早いうちから耐性を失ってます)。前半はあっち側で試合してくれ。 そういや今日岡野いないよね(います)。全然右サイドにボールがいかない。サイドチェンジ打ててない。敵のプレス効いてるからか(つーかパスをイーブンボールにすんなよ)右サイド敵がヤなところにつけてるからか(つーかそれをかきまわせよ)。アジエルと伸二の素早いパス交換、すばらしー、んだけど広大な後背地に気づかぬフリ? ゴールは遠い。 さらにみょ〜に散漫なDF陣。ボールを手なずけられないヤマから危険な香り。わーつっこんでくる。西野の意図不明なフィードから敵の攻撃。なかなか安定できない洋平。セレッソに次々決定機。どフリーを外すR症候群で助かる。 盛田がもらったFKに、伸二、阿部ちゃん、そしてヤマ。わぁヤマがなんかしそう。が、ボールはバーを越えてく。3人の絡み…んーなにがどうなったのかは謎。 今度はもっといい位置、ゴール前左でFK。おーしここで決めるぜ。立つのは伸二と阿部ちゃん。阿部ちゃんに大コ〜ル。ちょこちょこ阿部ちゃん走法、狙いすましたボールはきれいにゴール!!(26分) わぁ〜☆阿部ちゃんブラボ〜っ! が続く時間帯も上村ヘッド、西谷シュート、…。すごく強いって感じじゃないが、スイッチ入れば基本の動き、それが速い(レッズが読んでジャマしないからという説も)。モリシ走ってないか?(怖) 伸二が3人交わして駒場沸騰、アジエル打てなかったが、小野伸二オレ! 左に出たスルーパスに正樹がスパッと反応、GKと1対1。なんか、レッズ、速くない?(部分部分だけど)。そー敵にあわせる悪癖いまこそ発揮! で全体に波及すれば(←夢見る時間帯)。 敵のカウンター、左サイドを破るドリブルがラインを割る。おしっ。がそのまま持ち込まれて阿部ちゃんが振り切られる。出てるよ線審!止めろよ! だめだめ尹にクロスあげさせんなーっ。洋平一瞬遅れて飛び出し、責任感あふれるDFと交錯。はじいた?――敵のアタマが上、無人のゴールに入るボール(44分)。おぃっ主審!!まじかよ。1-2で前半終了。 そういや盛田はなにしてたんだ? 「こないだまでディビジョンツーだったチームだよ」UBのリーダーが語りかける。ミスにガタガタうるさいんだつーのってあたしもあーとか言ってるしそうだね反省。監督はなんのつもりか知らないが、勝たせるためにやるって確認。 アップのとき足を引きずっていた洋平がかなり心配。西側のみなさん頼みます。後半も「アイーダ」で調子よくいきなり西野が相手にパス。ミドルは枠外。おぃっ!(←心の中で) 正樹が「あの位置」でロングシュート。そのすぐ後の正樹のループシュート、バーをちょっと越える(惜)。フォルツァ正樹! 左WBになってから、スピードあわないときもあったけど自信もって積極的にプレーする正樹、期待させる。 伸二も俊也ももっと積極的になってきて、でもまだ狭いところでごちゃごちゃ。遅い。読めてない。不正確なパス、トラップしてる間に迫る敵。 「のせようよ!」 いつも以上にマヂで煽るリーダー。打開するのはこれしかない。でもなかなか厚くならない応援にちょっと危機感。 敵の応援は全然しょぼい。それでもこっちが静かすぎて聞える「ユ!ジョン!ファン!」にあわせてなんと差別語コール!? そんなヤツらがここに存在することが許せない。せめてコールでかき消せ。 その尹のFK、ボールが壁をスルーするがゴール中央で膝折って洋平見切り。逸れたね。が、なぜかころころ転がるボールが網の中に見え…。セレッソ島でおずおず振られる旗。なんじゃ? 1-3(66分)。洋平、見えなかった? なぜ壁をスルー? 審判にむかつく気持ちも萎えそーだが、まだ同点延長は十分望めます。「大脱走」、煽るリーダー、いや勝たせたいならやろうよみんな。 シュート防がれ天を仰ぐ伸二。打ちに出てきた岡野。お、ヤスがアップ! やっと盛田と…え「21」。セレッソか(同時だった)。え。第4審判さん間違ってまーす。「15」じゃない? なんと交代はイチ(73分)。それって何系の発想? ヒミツ練習とかしてんの。意味不明。ヤマが両手を挙げて「?」。ツーバック? いや〜んスペースだらけ。 結局イチのとこにヤマ、西野がセンター?正樹が左?と混乱中、ずいぶん飛び出してる洋平と西野。何を相談してるのか…な…?と思ったのとボールが洋平の頭上をスローモーションで越えてったのが同時だった。突っ立ったままボールを見てる2人。その姿に凍りつく。センターサークルのあたりで動かない阿部ちゃん。ファール? ケガ? ピッチで大の字になる伸二。何、何が起こってるの? ゆっくり無人のゴールへころがるボール。敵FWがただひとり、つめて結果を見届ける。 「大脱走」がやむ。 アジエルが阿部ちゃんに声をかける。オーロラビジョンに「1-4」の表示、ようやくのみこむ、西野のバックパスでオウンゴール(75分)。敵サポも選手も粛々。その途端、強烈に呆れた。何で追わないの? 何でクサるの? これでシーズン終わりはないだろ。明日に続くプレーみせてよ。 意地みせろ! カモンレッズ! 来いよ! 怒号と激励と。クサしても意味ない。あと10分。敵は時間稼ぎ。ヤスのCKに伸二飛び込むがGK弾く。再びヤスCK、西野そーだ挽回だ!ヘッドは枠外。岡野が走りこんでシュート、GKセーブ。岡野が猛烈タックル。壁にぶつかってもシュートする岡野にコール。 チャンスになるかもなスローインに誰も寄らず、彼方から走って伸二が受ける。もう一歩、選手みんなを動かす力がほしい! 盛田にPA内でチャンス!盛田〜っ!! が、もたもたして打たない。今日も精一杯歌った盛田の歌、でももういい。最後までおりこうさんだった盛田に表彰っ。いくらオフサイド注意しててもDFかわして前へ出れないんじゃ。一部で「木偶の棒対決」といわれたこの試合に、カンペキに勝利だわ(泣)。上村のポストは決まってた。点もとった。横山、どうして。天皇杯は練習試合なの。チッタにわたす密告ビデオ用なの。終わるよ2000年。まあいい、もう間違いで退場になったっていいんだから体張って前行けよぉ(涙)。みせてくれ…。 セレサポが勝利の歌。敵にやられるとこんなにもムカつく。ロスタイムは2分。CK、たぶん絶対ラストチャンス。メインもバックも静かだけどゴール裏は声援送る。でも動き悪いレッズ、たぶんクリアされたら拾えない。右コーナー、左コーナー、ヤスのボレーシュート、大きくもどして、もうチャンスはこなかった。 試合終了、浦和レッズ1-4セレッソ大阪。2000年公式戦すべて終了。 1-3までは来年に向けて暖かく拍手と思ってた。ミスからの失点。試合中に速度アップできたし、点差ほどの差はない部分、可能性、修正すべき点、みえたんじゃないかって。相手にミスさせモノにするワザも磨けよな。試合は忙しくて応援楽しかった。連携ミスは修正すればいい(最終節と同じミスしたってゆーのが痛いけど)。試合後いくらでもやりあえばいい。けどそれで点獲りに行ききれなくなった選手の気持ちは許せない。「なんだよそれ。おい行くぜ、行くんだよ」っての、みたかった。チームみんなの気持ちに浸透できるポジティブなムードメーカーがいてほしい。てゆーかそれができなかったあたしたち。 西側からブーイングがきこえる。バック、そして東へ。最後だからか、負けたときは越えないラインを今日は越えて選手が並ぶ。無言。ブーイングもない静寂。 「わかったろ。レッズの選手が一番なんだ」。あたしらが信じないでどーする。ミスは多い。それを試合中に挽回するには。リーダーが続ける「おれらがのせて、のせればやるんだから。それを『あー』だ『おいっ』だって……」。 サポートってなに。ここ2回の闘いで改めて思った。いいときだけ気持ちよく応援するんじゃなく。悪いときに自分の気持ち全開でいくのは本当にやめだ。 ああ、でもこんなんならお茶でもかけられたほうがましだわ(爆)。 熊本ツアー予約してるから絶っ対勝つって試合前に言ってたコールリーダーに、リーダー「セレッソ見に行ってこい」、って全然慰めになってない…。あたしも熊本のチケットどーしてくれんのー(←買うやつが悪いが)とか、国立のチケットはー(←だから〜…)とか、クリスマスと年末年始の予定がーっ(←空いただけじゃん)とか、恨みつらみはあるがこれも2001年強いレッズのため(泣笑)。 1-4 (得点者:浦和:26分阿部、C大阪:15分上村、44分杉本、66分尹、75分OG) FW盛田、MF小野・アジエル・土橋・阿部・石井・岡野、DF室井(73分MF福永)・山田・西野、GK西部 (SUB出場なし:GK安藤、MF吉野・鈴木、DF田畑) 入場者数は12,443人 ☆家に帰って公式HPみたら、「00.12.17 [ クビツァ選手契約に関する件 ] クビツァ選手(28歳)が、契約期間満了に伴い12月19日(火)AF273便21:55成田発で帰国することになりました」ってあって衝撃。ア〜ンジ〜〜ぃっ!! ☆もっとショックだったのは、「 00.12.19 [ アジエル選手契約に関する件 ] アジエル選手(20歳)が、契約期間満了に伴い12月19日(火)JL48便18:50成田発でブラジルに帰国することになりました」。しかも載ったのまさに飛行機が飛ぶ時間ってどーゆーこと!? 最後までキレないで壊れないでチームメイトを気づかえたアジエル、レッズにいてレッズでもっと大きくなってほしかった。本人の希望であればしかたがないが…。 |