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【20001001】 ここまで書かれて黙って帰れるかーっ!(…沈黙) | |
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バスから見えた「W杯まであと607日」の広告塔@新潟市役所前 亀田のあられは特に配られませんでした(武器封鎖) メインでダンマク張り手伝ってたら眼下でこんなシ〜ンが。 ぐぐっと寄って見ると↓ カメラクルー城定、鮮烈デビュー(ウソ) 前の新潟アウェーとは位置取り変えて、別の試合にしようとしたが… 「コンサドールズのほうが全然いいぞー」とヤジも飛ぶ、0-0で迎えたハーフタイムショー。アルビくんはこっちに来なかったが、鳥系ではかわいいほうかも
今回の旅程 [大脱走モード] 20001001 東京 06:40 | あさひ303号 | たび割7きっぷで往復10700円 | 車内の30%が赤い人? 新潟 08:53 【新潟市陸上競技場】(新潟駅万代口からバス15分180円または白山駅下車徒歩10分) 競技場へ行くバスは「12」番乗り場から。約10分間隔。番号順にずらりパドックのようになってて、マイクをもったオジサンが案内 うすぎたない袋の中はトイレットペーパー。ここ、2度と来たくない。開門前に案内されたトイレは留置所風でこれまた最悪 外の売店で売ってた「舞茸弁当」450円。なんで乗ってるのか不愉快なコロッケが意外にうまかった。モルツ350円 11:00 開場 13:04 キックオフ タクシーで駅へ(料金失念) 新潟 16:27 | Maxあさひ326号 | 9号車1階1番D席 大宮 18:02 【番外編】 地ビールも立ち寄り湯も取りやめて直行した新潟駅で7人で指定を取る。「新潟にお金落としちゃだめー!」と言っていたが&ヤケはいけないとは思うが渇望には勝てずホームで1本目のビールを煽ってると。 ヤッベー。選手。みんな。しかも同じとこに並ぶ。座ったら泣くかもって思ってたほどなのになんでーやだよーっ。悪いことしてんじゃないのに卑屈な気持ち(いや飲んでるだけで十分悪いか)。 席を向かい合わせにしたりしてるとどんどん選手が入ってきて気分どんより、うらはらに昂ぶる気持ち。勝った試合の後なら、むちゃくちゃらっきーやったのにぃ〜!!! ふと窓の外を見ると、ホームにしゃがみこむようにして1Fを覗き込む10数人のファンたち。 気をつけようとしてもどうしても「そっち」に行く話題をなんとか押しもどしたりして17時近く。15時K.O.の大分戦の結果が気になって友達に電話。折り返しメールで届いたJ-Oleの結果につい嬌声。播戸ありがとう〜! とかやってたら反応した選手がいて(あたりまえだつーの)、うぅシンドイ。もう楽しむしかなんじゃないの?とか思ってるとあっという間に大宮。 下車後に寄った店で、乗ってた時間よりはるかに長く話してしまった。どんなに伝えたいことでも試合後ああいう場所で私服の選手に一度に言うことはできない。で、どうやって伝える、これ? そのひとつとしてダンマク制作を決めて今日はお開き。後ろ向きにメソメソはしない。ありがとうみんな。 |
灼けるような陽射し照りつける新潟。日焼け止め持ってきてないーって声ももうおなじみなこの時期のアウェー(朝は大雨だった)←つーか先週と同じ過ちを繰り返すのはわたしたちだけにしときたい。 やけに大量の警備員が朝の点呼。でも年寄りばっかでヤな予感。やがてわたしたちにあれこれ指示をだしはじめたが敬語まじりの妙な日本語が落ち着かない。開門40分前から整列してくれと予告してたが、誰かが意見したのか20分前整列に変更。それでも早過ぎ。だらしなくシート敷いてても、並ぶのは素早いんだってば。 札幌戦から中2日、あの夜買ったサポーターカレンダーの真っ赤な表紙をふさぐ気分でぼんやりながめてたら表紙のコピーがやけにムカついてきたよ。「ありがとう。」 サブキャッチは「世の中には、応援する人と、される人がいる」。 来年はどーなってんの? 前向きに読めない。あの時ここにいた人、いなかった人、それぞれに6/10新潟戦の1-6での大敗を、その理由を忘れてはいない。 開門時に配られたペラ1枚のマッチデーには「あの感動をホームで再現」てコピーついてて新潟の人も忘れていないようだ(でもこの日本語おかしいぞ)。 スタメンにアンジーはずして大柴。大柴〜ぁと思う気持ちをおしとどめて、この変更が得点の匂い(←とは控えめですな)に結びつきますようにと祈る。 アジエルと伸二と阿部ちゃん、中盤でよく動いていつもよりボールのテンポもいい感じ。最近になく楽しげ。ヤマもときおりあがってクロス。走りながらもらおうとする岡野に対し、あんまり走ってない大柴はアンジーっぽい任務なのか?(似合わないぞ) でもまわしてるわりにドキドキする匂いがしない。誰か、走ってボールに道を拓いて〜っ。じりじり。こんなシーンに慣れてきた新潟はそろそろ守備を固めてるような気が。守備網万全=カウンターのチャンス、新潟対策はばっちりだよねレッズ? 30分あたりから、不安どおり新潟が素早い展開で攻めるシーン。田北が守るが、DFクリアミスにちとハラハラ。前半終わり頃には運動量も落ちてきて単調になり、サイドとDFラインを行き来するボールと一緒にみんなぞろぞろ。伸二がいつもより積極的にシュートに行くがGKに取られる。いつものとおり(嫌)誰もいないとこに落ちるボールが雰囲気を盛り下げる。サポの声も消えがち。 0-0で迎えたハーフタイム、本日のショウ担当はナギーとアンジー(とアンジーの通訳)。腐んないでね、入ったらゴ〜ルな!と期待感高めつつ見学。2人とも決して悪い調子には見えなかったんだが…。 迷走特急バク進中〜 後半立ち上がり、もたもたしてる中盤を縦パス1本で崩され、あー田北っ出すぎ〜と思った瞬間に背後でゴール(46分)。得点者・鳴尾。なぬ〜! どよめくゴール裏。さああ落ち着いて入れてこーと応援強めたアジエルCK、イチが頭をふってボールが右につめたGKと反対側! と、すかさずゴールライン上に入ったDFに落ち着いてクリアされた。あーやるじゃんくやしい。 50分、大柴からアンジーに交代。少しはいい方向に行けるかーと思ったら先に行ったのは新潟(泣)。中央から突っ込んできて一度は阻止したボールをDF混乱の中で押し込んで、いきなり2点ビハインド(52分)。どーなってるのー。 よろよろになりそうな腰にカツいれて応援ーっ。はっ、こっち向いた伸二のものすごい意思に戦慄走った瞬間、目の前に1本のコースが! ミドルシュート、ネットが揺れる(54分)(←アシストは阿部ちゃん)。ゴール裏、蘇生。 それから2分もしないうちに、城定がいいクロスをあげ、珍しくいいとこにいるアンジーが珍しくヘッドで競って、えっ!!!!動転^h^h同点(55分)。うぎゃーうぉーい神サマ!すげーや!! スコア「2-2」に'98年2ndステージ国立のマリノス戦を思い出したレッズサポも(67分小野、77分福田で2-0になるも、85分、89分に立て続けに城に入れられ、ロスタイムに遠藤に決められた屈辱の試合)、そう今日のあたしらはあのときのマリノスよっ。追いついたほうが有利(のハズ)! 歓喜のコールで押せ押せに……は続かず、試合が落ち着かない。 後で思えば、10分で4点動くなんて大味な試合、でもそのときはこのドタバタがとにかく吉と出るように懸命だった。 両サイドあがりっぱなし。DFだいじょうぶ?と不安だが、とにかく決めねば。城定がオーバーラップ、エリア内でいい具合にパス受けて、おおっ!と思ったらコントロールミス……。落ち着いて。ヤマが中に切れ込んで前方の岡野へパス。アジエルにパス。あともうちょっと〜とハラハラしてたら今度はヤマ、自陣でカットしたボールをそのままあがってエリア内に切れ込んできて、あー打つつもりかもとドキドキしかかったその時、敵に引っ掛けられて潰された。やったぁPK!――がなんとノーファール。くそ審判……う、ちょっと前、自陣の右コーナーでヤマあわやレッドのシーン流してくれたし文句は言えないか。ヤマ、くさんないでーっ。お願い〜。 70分岡野に代え永井が入る。永井はいいけどなんで岡野下げるの〜バカ監督! こんときはアタマきた。岡野がいなくなって仮想の守備の駒が1コ減る。そんなことわかってたよね?(永井がもっと守備できればいいけど今できてないのは事実) 悪感どおり同じようなカウンターから鳴尾に決められ(75分)。耐えられない気持ちに耐えてしばらく、FKのこぼれをヤマが打ったボールがぎりぎり入ったように見えもう騒〜然(バーだったらしい)、さらにそれを阿部ちゃん!がこれもバーに嫌われ得点ならず。運はもうない!? 逆に84分新潟に決定的な4点目を決められ仮死いや絶望。右、左、真中。猛ダッシュ、あっという間のパス、シュート。2度もレッズからハットトリックを奪った男、鳴尾。なんで同じ手が通用すんの。学習機能はついてないのかレッズ。今日のどれが対策だったん監督!? ああ。 阿部ちゃんがなぜかキレてボールを外に出す。ナギーどこで何してるか見えてこない。出されたボールを全力で追わない、ゴールラインをわって終わる。アンジー3回。ナギー2回。疲れてるはずないのに。なんで。応援の声がしぼむ。最後はだらだらと間に合わなかった永井、ゴールラインの外に出たボールにスパイク。おいーっ。そんなに球技が好きか? 体調悪いのかもだけど声で守備するとかいいパス主張するとかあるだろー(←ガッカリしてないでこういうの選手に伝えていければ)。 結果は2-4。連敗。 沈黙。やってくる選手たちをじっとみつめる。小さい拍手と小さいブーイング。何も飛ばなかった。顔にあててた手をがっくり膝に落としアタマをさげる室井。見送ってから泣いた。もう怒りは感じない。せめて好きにプレイしてくれレッズ。でも耐えられるか来年もなんて。向かいからの歓喜の嵐に募る思い。 ヒーローインタビューを受ける鳴尾の甲高い声がスタジアムに響く。 すいぶん長い間、ぼんやりしていたように思う。「早く新潟から出よう!」友の声に引っ張られるようにタクシーに詰め込まれ駅へ。遠くなるスタジアムは選手バスのまわりにロープが張られ、たくさんの警備員と警察が厳重警戒。これで何か起きそうになった時、止められなかったらヤツらにも責任あるんじゃ? 見てるヤツもカウントされるよ帰ろうよ…(←翌日の報道によれば約1000人の熱烈サポーターがバスを囲み、ペットボトルや空き缶、蛍光灯に携帯電話が投擲され、生卵の決定力はレッズをはるかに凌ぎ、ワイパーは壊された、と)。 勝ち点差わずかに「2」の大分vs札幌は1-2で、レッズはなんとか昇格圏内の2位。伸二がアジア杯で不在の次節以降をどう戦うか。 帰路、たぶん多くのサポーターと同じようなことを真剣に考え、こんなことわたしらがいくら考えても意味ないじゃんと投げたくもなり、でも選手へのより強いサポートを決意して、最後に激しく思ったこと。 浦和レッズは きみたち<選手>のチームだ! 出てる選手も 出てない選手も 前を向け! 翌日、ある新聞(紙名失念)が「斉藤和夫監督(49)も辞意を示唆」と報道。 FORZA REDS,FORZA BOYS in RED。あたしらが一緒に闘っているのは、監督じゃなくて、選手、君たちだ。 ここから何を持ち帰る? ☆MJ見てない(録画もしてない)ことにその翌日気づいた。 |