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URAWA REDS 2005




UrawaReds
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来たぜ!新たなる試練の夜明け
[20060101]【ECF】浦和レッズvs清水エスパルス@国立
初めての元旦国立・天皇杯決勝。背後で輝く「優勝 Red Diamonds」の文字、選手の笑顔、見上げるみんなの笑顔&涙。日本一、ですよー。天皇杯、ちいさ(ry。
アレから「浦和っ子」が決めた先制点、後半唯一無二の美しい流れ(赤星がポンテからのワンツー決めた時点で鳥肌…)をゴールに突き刺したマーリッチ。敵が1人減ってロスタイム、誰よりも険しくチームを締めてたキャプテン暢久。最後まで闘い抜いた選手たち。
「アジアへ」から「アジアを勝ち抜く」へ。クラブはその資格を得たけれど、J2時代より遥かにアジアから遠い今のゴール裏は。2007年、オレたちの選手が胸張って闘い抜けるサポート胸に描いて足元見れば、この1年は長くはない。

○浦和2-1清水@国立(39'堀之内、73'マリッチ、76'清・市川) 51,536人
マリッチへ、オレたちの魂の敬礼 第85回天皇杯優勝(浦和レッズとしては初)
2007年アジアチャンピオンズリーグ出場資格獲得

そして、その魂とゴールでこの門を開いたマリッチへ、こころからありがとうを。最後のメッセージ、「オレじゃなくて浦和を死ぬまで愛せ、強くあれ」と受け取った。


明日を見据えて
[20051229]【ECSF】大宮アルディージャvs浦和レッズ@国立
コールはお守りじゃねえから気ぃ抜くな。

○大宮2-4浦和(23'マリッチ、'24大・片岡、'62長谷部、'89大・冨田、'95山田、'102長谷部) 31,441人 前座試合・全日本ユース(U-15)決勝はガスを破ってレッズ初優勝

延長を制したのは[20021019]の埼スタ名古屋戦のVゴール以来。
最後の相手は、千葉とG大阪を下したC大阪、に勝った復調中の清水。
ピッチには立てないオレらの「渇望」そして荒ぶる心、シーズン2005を最後まで闘う選手に託して。
みんなで楽しもうぜ元旦国立。たとえ延長で先制されることがあっても怖れず最後まで。ありがとう&おめでとうめでてえ言うときまで。


「トミスラフ・マリッチの大会」
[20051224]【ECQF】浦和レッズvs川崎フロンターレ@埼玉
超久々にガツンと示されたクルヴァの心意気と、見事それに応えてみせた男とともに。
いくぜゴルァ!!

○浦和2-0川崎('69マリッチ、'83堀之内) 27,589人 マリッチ3戦連続決勝点

強いチームというよりも、勢いあるチームが勝つのがこのカップ戦。「勢い」はそこにあたしらが楽しみを「賭け」ただけさらに増す。
そんな「お楽しみ」に先に乗ってみせた、あんだけの赤白チェッカーフラッグつくったヤツラと。あれがばぁっと揚げられたときの一面の笑顔と。旗の向こうで闘気込める男と。
それが2005年の浦和のイブ。
後半も敵が10人な割には…な試合展開だったのに、そしてこっちが特にやる気を削ぐような仕打ちをしたわけでもないのに、相手が自主的に降りてくれて幕。
クラブの用意した「メリクリ」のマクを選手たちがだらしなーく運んでくれるのをただ待つことにならずによかった。……って、こっちのマクはほとんど読めなかったから内容は知らないんだけどね(ぉぃ)。きっとつながってるさ。

「お楽しみ」に乗るといえば、今日が最後の相馬相手にはじけてた岡野もさすが。


介錯いたしまース
[20051210]【EC5】浦和レッズvsFC東京@愛媛
中立地、揚げられまくった幕を背に、意外に多人数の敵サポと敵に対峙し準備はおっけー。試合は悪くないタイミングで点獲ってくれて&敵がハズシてくれて負傷退場もしてくれて勝ち。去年の準々決勝のことなど忘れハラヒロミ「最後」の試合を盛り上げることに集中してくれて勝ち。そんな相手に強くもない「決まり」のコールなしには最後を集中して闘うことができないらしいオレらが情けなし。鈍った武器を研ぎなおす――その前に鈍った自らを徹底的に研がんと。介錯はできても刺せねえよ。

○浦和2-0FC東京('30マリッチ、'61山田) 8,355人 最初のシュートで1点、全部で5本で2点、でもそういうサッカーでもなかった

[どうでもいい補足] いわゆる遠征旅行記はmixi*日記で書いてます。mixiにいる人はよろしければ探してみてください。2005年の主な旅鉄&旅グルメなど。


12シーズン連続の「LOSER」
[20051203]【34】アルビレックス新潟vs浦和レッズ@新潟ス
前日に書いたこと。
「『自力』だけでは届かない。
でも、『自力』なしにはなにもない。
前者の責任はあたしら・クラブ・選手のそれぞれにある、でも、長い初めての1シーズンを闘い抜き、最終節を勝てば優勝できるかもしれないという『特別な試合』にしてくれたのは、浦和レッズの選手たちなんだ」
それのことに全身全力で応えようとした。楽しんだ。選手たちも全員がよく闘った。試合前、胸を叩いて応えた岡野に代わって、磐田戦見て自ら奮起した永井が入ったときはもう試合は決まっていたけれど。
C大阪の分けによって転がり込んだ1億円の価値は1億円。しかし2位には何の価値もなし。

○新潟0-4浦和('4堀之内、'13ポンテ、'60マリッチ、'80山田)41,988人
17勝8分9敗 勝ち点59 得点65失点37(※リーグ最小)得失点差+28(※リーグ最大) 2位
勝ち点60のG大阪が優勝、同じ勝ち点59の鹿・千葉・C大阪を抑えて浦和が2位になれた一因…+10点くれたチームは来年はいない

34試合でわずか勝ち点1の差。その「1」にこだわるべき試合があったし、その前にそういう判断なり譲らない気持ちをお互いが持つようなステージをオレらは醸成できなかったということ。
でもそれだけじゃ優勝はできない。
C大阪の「後半44分59秒の悲劇」、最初ニュースで見たときロスタイムなしだったのかと思った。選手の表情、リスタートへと走らない姿、監督の顔…しかしロスタイムは3分あった。あたしらがあの立場だったらどうなんだ? 自力でそこまできてもこんなプレッシャーに勝たないと優勝はないのだ。そしてそれはその試合をどう闘うか――そこだけでもものすごいたくさんのポイントがあるが――だけで御しきれるテーマじゃない。
え?去年の2nd、首位独走のプレッシャーの中で優勝したじゃん? いやあたしらは自力で勝ち取るということはできてない。そのことを意識して闘おうとした今年、結果としてその「力」を得ることはできなかった。負けは、優勝できなかったことだけじゃない。


あれれ?
[20051126]【33】浦和レッズvsジュビロ磐田@埼玉
(前回から続く)突きつけた怒りの重さを「預かって」の行動と、その場で託すことで意を同じくした参加者と。自らにも刃を突きつけ、「意」を同じく臨んだ試合――。
「目標」と、各試合の「目的」は違う。オレらの「目標」は書くまでもない。そしてそれは強く同じであってほしいと願う。
そしてこの試合、文字通り現有の「総力」を結集して(ポストにも主審にも敵の足にも「人間力」にも助けられて)勝った。その結果(と他チームの結果のおかげで)優勝戦線に残った(知ったのはセレモニーの後だけど)。結果的には目標に向かって前進。
でも「目的」は? 優勝の可能性がどうとか関係なく、残り2試合をそっちもこっちも厳しく全力で闘い抜くぞ!じゃなかったのか。それとも最後の手のひとつまで使って遂行したあれはあれで自己完結済だったのか。
「これまで取れたはずの勝ち点を逃していなければ(今日の勝利を)喜べたはず」と言ったのは浦和と同じ勝ち点チームのオシムだが、この試合、まったく同様の前提で臨んでたハズだったんだと思うんだ…しかし浦和は「好きにならずにいられない」で「We Are REDS!」。

○浦和1-0磐田('79OG)54,883人 首位との勝点差は2 同じ勝点で鹿、千葉が並ぶ(が得失差で浦和が3位)
「セレモニーだったんだから、それはそれ」と言う人がいてちと考えた。でも。最終戦をホームで勝利で終え(しかも福田のゴールで)、しかし最後に浦和レッズコールひとつしなかった・起きなかった年を知っている。拍手、選手に差し伸べる手、選手ひとりひとりにかける声、選手の笑顔、選手のコール、紙吹雪、そんなものすべてとともにあった「辞表」や来年へのメッセージ。そんなものすべてとともにあった「チームコールせず」。1年を総括しての行動と、静かな強い思い。埼スタだから違う?
「遅きに失しても…」と前回書いたが、結果としてクラブが2005年について出した自己評価は「スカウティングの正しさと育成の力」(サンスポ*他「戦力外解雇者なし」の記事)で、社長は「支持者のリーダーからの謝罪を受けた(報知*)」だの「その日の夜に犬飼社長はサポーターから電話で謝罪を受けた(ニッカン*」だの話す始末。

が、それはひとまず置いといて。どうやらここは勝率5割で優勝できちゃう前代未聞のリーグ。最終戦気分満開の新潟に待機させられるレプリカの優勝旗。さて自分の思いや考えどう表現してそんな新潟に立ち向かう? 「勝ったとしても優勝の可能性超低いのにバカじゃねー」より「こいつらマジ、キチガイじゃねえの」ってほうがいいな。高揚感も味方につければでっかい力。直前まで手を尽くしてもそれでも浮き足立ってるヤツがいたり、主審や敵の出方や気候(雪?)やアクシデントもいろいろあるさ、他会場の結果が気になってしょうがないヤツもいるだろう、でもそれがどうであっても厳しくとことん、自分の足元とピッチと冷静に見てコントロールして、選手の闘争心挫くことなく、判断を研ぎ澄まさせ勇気を奮い起こせる空気つくって、今シーズン最後の笛までともに闘い抜いて勝ち点3。取ろう。文章くどいな、けど許せ。


遅きに失してもフラグは立てれ
[20051123]【32】ジェフユナイテッド市原・千葉vs浦和レッズ@フクアリ
後半の「アレ浦和」の時間帯、獲らなきゃ死だと自分は追い込み選手は乗せれと振りしぼり(もち、あの足元のことも忘れて)、でも何度もひきよせたと思った流れはゴールを産まなかった。
セル退場の数分後、ロスタイム失点時の集中の切れっぷりは、それでもあたしらのせいもあるのだ。いつもの通りの応援で。

●千葉1-0浦和('89千・水野)16,261人 上位3チームコケて勝点差4のまま4位、千葉は勝点並んで5位。これら4チームに1勝もしてない2005年
特定個人だけが事態を招いたわけじゃない。この1年、何度か駆られた自分たちへの憤怒…スタジアムで選手とゴール裏の間に何も築こうとしてこなかったことの結果。なぜ今なのか? そして今ギド呼ぶならすんのは来年の話じゃねえの? という問いは、だけど意義がない。
ゴール裏からの意思表示。リーダーの行動。そこにあるべき「共有」はこの1年あまりの間に崩壊し、孤立と無関心が呼吸をバラバラにし。投げつけられたマフラーの重さを、突きつけた刃はオレたちゴール裏にも向いていることを了解しつつも、何を今さら遅せーと帰り、リーグ終盤に中2日で闘う選手をバスに缶詰にしたと知って憤った自分は、だけど間違ってたと思う。
この気持ちのなさが招いた事態だろ。
おまえは動かず来たる「毎週末のフットボール」が欲しいのか?
答えは明確。さて。


雑☆エンターテインメント
[20051120]【31】浦和レッズvs東京ヴェルディ1969@埼玉
どっちもどっちなドタバタ時間帯、もちょっと落ち着けと願う応援もドタバタと。前半終えてオーロラビジョンに映った暢久の疲れきった表情にやっぱヤベーな、しかも中2日で2試合控えてんのよと思う。なのに追加点どころか流れを許し、変えられず、耐えられず。その後も空転気味の応援で。
が、相手が相手で(&先に追い詰まってくれて)助かった。てかそもそも7月の対戦時よりも相手が相手だったのだが。

○浦和4-1東京ヴ('14ポンテ、'70ヴ・小林、'79マリッチ、'87ポンテ、'89闘莉王)43,636人 勝点差4 4位
自分らに賭けてみなくても、順当勝ちは勝ち獲れる。でもいつか無理目の局面に臨むとき、賭けて勝ち獲れるだけのゴール裏でありたい。特定のコールに頼って成り立つような集中ではなく、複数の可能性を湛え、リーダーの合図でそれを一気に爆発させ爆発し続けられるゴール裏。その信頼。どう築く。どう勝ち得る。


「勝たねばならぬ試合」2005
[20051112]【30】ガンバ大阪vs浦和レッズ@万博
攻めても攻めてもダメなときはどうすんだっけ? 届かないあと1歩、を確実に引き出せる方法なんてない。愛も頑張りも勝利を約束してなんてくれない。でもあたしたちには共有する選択肢はあったはずだ。目の前の状況と経験から叩き出される「それ」にすべてを乗せて勝ち取りに行くこと、できたはずだ。
サポ同士の更正?とか意地とかプライドとかじゃなく今ここにあるありったけで最大の結果を生んでとにかく「勝つ」ことが最優先されるべき試合で、それができなかった。
結局、後半あの時間帯に点を獲れず、さらに失点まで許したのは、 流れが逃げる恐怖を凌駕する強い気持ち、チャレンジし続ける心をゴール裏が持てなかったってことの裏返しだとあたしは思ってる。
万博に集結した「赤」の、準備と勝ちたい気持ちを、結果として生かせなかったんだ。この悔しさは怒りに近い。がっかりタソガレてる場合じゃねえよ。

●G大阪2-1浦和('29G大フェルナンジーニョ、'83G大アラウージョ、'84三都主)20,811人 勝点差7 4位
2年ぶりになった万博、ゴール裏の入りはすごかった。自分の予想以上に初めて万博に来たという人が多かった。そして今シーズンで一番、思いに同じものがあったはず。みんな、勝ちたかったんだ。でもただでさえ声が響かない、声が声を呼べないスタジアム。強い意志で、ゆるぎない声で、五感働かせてアゲて、それでもロングコールでそこここで落ちてく声を持ち上げようと腐心して…いやそれよりももっともっと勝つためにストレートにやれることはなかったのか。
ともあれ。2005年の自分たちがともに歩んできた/育んできたはずの、チームとサポのすべてで勝たねばならなかった試合をあたしたちは落としてしまった。これをしっかり見ずに2006年はない。


[20051103]【EC4】浦和レッズvsモンテディオ山形@駒場
リーグ終盤、それぞれの事情。
でも「あんな前半見せられて」なにも返さずただドサクサ2得点で通過したことは忘れまい。いつだって、どの瞬間だって、怒りを不満をオレたちのチームの力に転じる術と強いハートを持って臨もうよ。だってオレたちのフットボールだぜ?

○浦和2-1山形('10山形・林、'55'57マリッチ)15,772人


bad tuning
[20051029]【29】浦和レッズvs川崎フロンターレ@埼玉
6連勝中・勝点差1の相手にスピードでドタバタ主審でズタズタ、そこにもっと行け!というのはタイミングが超重要。力強く!というのは急かし続けることと同義じゃない。
たとえば前半終盤のGo Westなチャント、勇気づけたい、けど落ち着かせなきゃという展開に手を叩くのを自分は止めて声に猛烈にその思いを込めたが結果は失点。あたしらいつでもフルパワーで支援&迎撃の構えでも、常にピッチの選手たちにチューニング合わせてこそ。

○浦和3-2川崎('8'34三都主、'37川ジュニーニョ、'44川マルクス、'76闘莉王) 37,593人 3位 差は4、いつの間にか得失差の差も2まで縮小
そうそう、後半の「アレ浦和」、あの中に今しかないという勝負どころをピッチもゴール裏も共に発見しそれを激烈な力にできた。痺れた。でもそれ以外の時間帯も同じように押し捲るべき展開ということではなかったと思う。
勝ったことはこのうえなくよかった。でも、「ホームの力」はどっちかといえばマイナスに作用したということからは目をそらしたくない。コールは手拍子やジャンプとあいまってこその時がある、けれど、それはあたしたちが今この闘いに勝ちたいからで、それが勝つために必ず90分必要だというのとは違う。必ずすべての「フリ」をしなければならないとかタイコがつづく限りやりつづけなければならないなんて決まりはない。突き動かされるまま拳を突き上げ、吼え、叫ぶ。そして調子よく、あるいは調子悪くても、これに勝つために自分はさらに何をやる? 見て、聴いて、心をつかって、残りを上目指して闘っていこう。


自分の「リアル」
[20051022]【28】大宮アルディージャvs浦和レッズ@埼玉
先週の大反省を胸にアウェー埼スタ。運営や空間、音楽などに補助されてあるいつもの可動域と感覚を改めて認識。今のところダービーはこんな形でしか現れない。(あとは桜井とちょっびっとトゥット…)
枠の中で最大限どうやるかって動く人がいて、片やゴール裏の意識の醸成とか待たずに賭して駆け出す人がいて。スペースがない内輪で揉めたくないとダンマク自粛した人も少なからずだが、大宮ふざけんなつうぐらい溢れかえったらよかったんじゃない。自分の「ダービー」、ぶつけて楽しんでこそ。

○大宮1-3浦和('3三都主、'7大・桜井、'53闘莉王、'69マリッチ) 30,038人 4位 差は7
先週に引き続きの入りのコール、自分は発声せず。でも、入場してくる選手にどんだけ集中しても、どんな思いも伝えることはできない(特に手も叩いていないときは)。これを超える強い意志と意識と、(応援にではなく)試合への集中を、コールしながら保つには、自分はまだ全然足りない。今さら言ってんじゃねーよ。そう、でもね、自分はあまりにも頼りすぎてるなと。応援がハマらなかったときでも勝ちたいし、勝たなきゃならんし、でもそれだけじゃなくて「1年を通して強くある」ためにはどう闘うべきか、どう楽しむか。たとえば真夏や過密日程中に過剰に無理に狙って双方消耗しきるような空気にしちゃいけないわけで。
第2の達也を生む状況をオレたちがつくってはならない。
コールに泣いてる場合じゃないさ、ヤツが戻るまでにやるべきことをしっかり刻め。


鈍すれば窮す
[20051015]【27】浦和レッズvs柏レイソル@駒場
あちこちで人が立ち話。スタンドに行けばすれ違いざま「全然闘う空気じゃねえ」、見回る人の口から警告「気づけよ」。ハーフタイムにしゃがみこんだら「具合悪いならここから離れろよ」。
7.13レミングを彷彿!?な入りはともかく入場後のアイーダ、そしてK.O.からストレートに行く。ハマる感覚、容赦なく追い込む手ごたえも久々。好戦的過ぎる?なんて思いが一瞬よぎったのは敵2人目のキャプテンが退場した後、4-0になってから。でも点差がつけば緊急布陣ゆえの若いサブメンバーに機会が生まれるし、上位との得失差も頭にあった。でも。

○浦和7-0柏('23ポンテ、'49達也、'54'57'63マリッチ、'67酒井、'89横山) 16,865人 4位
投入された「アレ浦和」に全力入れて、ん?なんなんだこの騒がしさ…旗の向こう、なに延々抗議してる…と、担架も記憶になく。しばらくして背後はこんな会話。「ギドがいない?」「退席?まさか」「ラモスならわかるが」。いつものようにヒーローインタビューは聞こえない。挨拶に並んだ選手の顔は見えない。
それでも感じるものが、もしくは見えている人たちから伝わってくるものが、以前はあっただろう!
選手が遠い、一緒に闘えてない、とここにずっと書いてきた。
かつては誰かが見せてくれたものを、自分が、以前より遥かに激しく厳しく引き寄せてみせなければならなかったんだ。常に。もうずっと。
酷すぎ。何しに来てんだよ>自分。


さあオハヨウ
[20051005]【ナ杯SF2A】ジェフ千葉vs浦和レッズ@市原
前半、久々に自分らの「ベース」ができる手ごたえがあった。でも2戦でまだやっと同点、しかもオシム相手じゃこのままはいかない、この上にどこまで食いついて行け…と思ってたらいきなりゼロからになったよ応援。それで許した失点の後、萎える気持ちは選手のものでアンタのじゃない、オレらは圧倒的に強く温かくこの上ない強い気持ちで選手たちを勇気づけ前を向かせるべきだったのに。

■千葉2-2浦和('19闘莉王、'27達也、'47'86千・阿部) 11,286人 (2戦計浦和3−5千葉で千葉が決勝進出)
何度もしつこく書いてきたことの繰り返しになるが以下。
いつまでたっても総括されねえ「悔しさの2004年」がようやく終わった。
闘おう。闘うゴール裏にしよう。来年こそ。
追い詰まってから動くんじゃなくてシーズン最初から攻めよう、「勝ち獲る」ゴール裏いつもイメージして動こう、新しいうねり、ポシャらせないで育てよう。
あたしたちがちゃんと手に入れようとしなかった2005年、来年のために残された日ももう多くはない。
まずは駒場。アジア目指して、行くぞゴルァ。


それっぽちの気持ち
[20051002]【26】セレッソ大阪vs浦和レッズ@長居
ララ浦和を口ずさみ、そしてオレらはそのまま来た。なぜか? 心が弱ええから。

3失点目のとき、でかい声をずっと張り上げてきた後ろの人がイスを思い切り蹴った。それは一瞬、すぐ闘いに戻る。悔しさを力に変えようと、猛烈に信じて、願って、怒り苦しみ共に闘って。結果は大敗。踏ん張りどころのこの試合、オレは踏ん張ったのに大敗! ガッと再び後ろから音。倒れた仲間に氷水を渡そうとしながら気がついた。そんな情動、今のゴール裏にほとんどない。

●C大阪3-1浦和('9 C大・森島、'53 C大・ファビーニョ、'58 C大・古橋、'74マリッチ) 23,555人 6位
J2厚別で、勝つべき試合に負けた後の光景を帰路思い出した。あの日のゴール裏は、無様なオレら自身にも激しく「否」をつきつけた(知らないヤツはきいてくれ)。あたしらウルトラ以外の人間は、今日と同じくスタンドに打ち上げられた遭難者だった。でも強くあろうとする心はあり、強くあることを自らに課したひとたちがそれを引き上げ、次へ向かった。
いまは全員等しく遭難者、ですか。



[20050924]【25】浦和レッズvs横浜F・マリノス@埼玉
オレらの応援してるのは降格寸前のチームなのか?

今ほしいのは、首位がコケてくれることによる「延命」なんかじゃない。
歌と祈りで救えるあと9試合なんかじゃない。
まだまだ諦めんなというコトバで救えるゴール裏なんかじゃない。
自分は浦和のゴール裏たかだか6年弱だけど、この日、アジアが、世界が、過去最高に「オレたちの手」から遠いと思った。
明日を拓こうとする厳しさも痛みも許容せずただ愛をもて明日を信じるなんていう敗者のメンタリティなぞいらねえ。クソ。

■浦和0-0横浜 49,800人 3位 首位ガンバも引き分けて差は「7」
磐田と千葉が同じ勝ち点で並び、次節の相手・絶好6位セレッソとの勝ち点差は1
サポートってのは形がきまっていて、その上でどれだけがんばれるかを競うもの。
んなわけないだろ。
いつもの場所に行ったからって何があるわけじゃない。
いつものコールをしたからって何が起こるわけじゃない。
大分戦の後、何を考えた? 「今の浦和」のサポートに成功事例なんてない、ひとりひとりがものすごく考え苦しみぬいてトライして闘って、「それ」を勝ち取らねばならないのだ。
目の前の試合に勝つために120%やるだけじゃ足りねー。



雨に歌えば…
[20050918]【24】サンフレッチェ広島vs浦和レッズ@広島ビ
あ?水撒き急に上品になったと思ったら雨。もっともっと気違いみたく本気に必死に喰いついていかないと流される雨。声を遮る鉛のカーテン…。前半のクソ暑い中、心奮わせた達也の目、動き、コールをすれば諦念を払ってあと一歩を行く永井(※逆攻めでした)、失点の直後に得点・得点の直後に失点、後半調子づいた敵FWにキレかかった都築を落ち着かせ、疲弊しきった脚が重いピッチに捕われようとももうわずかの気持ちのスキもありえない、なんとしても勝ち抜く!
そして最後は選手ががんばった。

○広島3-4浦和('32永井、'43'49'72広・寿人、'44ポンテ、'62オウンゴ−ル、'70ネネ) 26,083人 3位 首位との差は7
遠方らしく少人数…ではなかった。ゴール裏いっぱい。なので渦中に飛び込まず1ブロック隣に立った。
最後は、左耳が半身がマヒしてるみたいだった。どうしたことかと思って見やるが、みんなが黙って突っ立ってるわけじゃあない。でも豪雨の下で気持ちが前に出ていかない、圧倒的に「声」が足りない。届いてない。ヤバイよダメだよともがくうちに終了。
やった!なんて到底思えなくて唇かんだ。こんなんじゃダメだ、まず自分。



歌うな跳ぶな。オマエの「浦和」のために闘え。
[20050910]【23】浦和レッズvs大分トリニータ@埼玉
「ふだんの力」は「大一番の力」より懐が大きくなければならない。
そんなことも考えない・自分に課さないヤツラが集まっても暑いだけ。
最後の数分はPRIDE OF URAWAという歌を唱えてたみたいだが、ファイトは!ゴールは!全然まったく求めてないというピッチじゃなくてこっちが死に体。

笛が鳴り、それを変えられず、届かせることができなかったことは自分に還る。それはそれとして、この試合っぷりは何。どちらからも目を逸らさず「次」を希求するオレたち「ゴール裏」なら、痛みは承知の上でやるべきことがあるだろう。もう遅い、それは神戸戦で、いやもっと前の…とも思ったけどイスにへたり込んでる場合じゃない。ピッチを見つめ、振り絞ってやる覚悟は決めていた。

「ゴール裏」はなかった。

2004年型のゴール裏。
飛田給で柏でカシマで、自らの行為の本質に気づかないひとの群れとなり、あれは並ばない一案、あれは美談で済ませてきたゴール裏。
さて。

●浦和1-2大分@埼玉('18大・梅田、'28達也、'71大・マグノアウベス) 35,198人 4位 首位との差10
まだ暑い16時K.O.。リーグ戦11試合連続勝ちなし・降格圏内・経営危機・監督交代直後のお相手にきっちり負け。恥ずべき2敗。
なあんてことではなく。
ダンマク1枚で乗り込み、選手と向き合っていた、100人単位の敵ゴール裏。
3万5千みな等しく選手から遠いあたしたち。


What's Your PRIDE?
[20050903]【22】鹿島アントラーズvs浦和レッズ@カシマ
レフェリングに怒ること? 苦しい展開にだんまりを決め込むこと?

同点に追いついた後、アレがCKであおったときの、声。
あれが選手の求めるもの。
その先に、どうしてもほしかったあと1点があったんだ。それを獲りにいかなかったのはあたしらなんだ。

■鹿島2-2浦和('17鹿・小笠原PK、'27鹿・ミネイロ、'77達也、'86ポンテ) 35,467人 3位 首位ガンバとの差は7 鹿は首位転落


[20050831]【ナ杯SF1H】浦和レッズvsジェフ千葉@駒場
千葉のシュートは4(で3得点)。浦和は16(で1得点)。
勝つためには、シュートまで行けない都度毎度「あー」と落胆する必要はないし、のべつまくなく「行けよ」「動けよ」とシュートの本数を増やさせる必要もない。
試合早々浮き足立ってしまった選手たちを焦らせ、選手たちを挫けさせ、選手たちを混乱させる声が止まらない・止められない駒場で、浦和が闘い抜いて勝つのは難しいよ。

●浦和1-3千葉('1,'17千・巻、'44ポンテ、'55千・ポペスク) 17,265人


[20050827]【21】名古屋グランパスエイトvs浦和レッズ@瑞穂陸
試合前にスタンドでちょっと集まって、ポンテの新コールを教わって、伝えて。
過去と対決するんじゃなく、前を見て。
期待に胸を躍らせて闘う楽しさ。J2の苦しい時をともに闘った友と久々に隣でやることの呼び覚ます力。今だ、あげろ!と飛んでくる水。
コールもブーイングも拍手も叫びもつぶやきも、ただやってるんじゃなくそこに明確で共感できる/共感してる「意思」がある人が(前ほど多くはないけど)見えて/聞えて、あーこの共感→増幅されるパワーが最近の駒場にないと思った(って今節もその力がいまいちしっくり流れをつくりきれないままに選手は2得点あげたわけですがw)

○名古屋0-2浦和('16闘莉王、'30マリッチ) 18,817人 3位 首位との勝ち点差6
リーグ戦、瑞穂で10年ぶりに勝利。…なんてどうでもいいじゃん?という新しいひとも少なくない。でもたとえば2003年終盤の、優勝を自ら遠ざけた東海ロード、あたしらはあれを繰り返してはいけない。だから知らないひとは訊いてみて。「鬼門」は突破しても闘いは続くのだから。


「できないかな」「できたらいいな」程度の未来
[20050824]【20】浦和レッズvsヴィッセル神戸@駒場
退場とか怪我とかに耐えて勝ち点1、じゃあるまいし。

最後はもうコントロールもきかなかった、あと1点獲れとにかく獲れと疲れに比例してめちゃめちゃやってしかし闘莉王のシュートは逸れ、意味わかんねー間があって、笛。
だから手すりつかんで選手を待った。悔しい死ぬほど悔しい。この悔しさに慰めはいらねえ。借りるもんはなんでもよかった。浦和レッズコール、ムキになってぶつけた。ふざけんな。

次に「つなげる」?のは何を??
どこのチームにとっても初めての34試合1シーズンを闘って、そこであたしらは何を目指してる? 残留か?(いやそんなチームがこんなゆるゆるじゃ残留もヤバいさ)
慰みごとなんていらねー。あんたのおまえの悔しくて死にそうな顔見て、選手もオレらもみんな変われ!次までに変われ!!ってぶつかって、自分に返ってくる毒に構わずなお要求し続け1歩進みたいヤツが行けばいい。
マグロよろしく腹みせてゴール裏にいてるヤツらに甘言なんていらねーよ。

駒場の遺産は去年のステージ優勝で食い尽くしたのだ。

■浦和2-2神戸('34神・平瀬、'51永井、'56神・三浦、'89ポンテ) 16,173人 4位 相手は最下位のまま
(鹿は大量得点、3試合詰めただけでは得失差がシビア。…と押さえつつも「だから?」)


[20050820]【19】浦和レッズvsFC東京@埼玉
勝利のユニ旗に痺れ、旗の下の熱と酸欠に痺れ、ポンテ!(とポンテ効果の躍動と影のマリッチ)以外の印象が薄れ…。
でもあえて、ステキじゃなかった時間帯を思い起こしてみよう。プレーに試合に痺れた次の瞬間。油断や混乱を制し耐えて流れを呼び込む力。個々の選手の喰らい付きをチーム全体の勢いにする力。あたしら全然足りないよ。

○浦和2-1FC東京(5'ガス・ササ、'39永井、'54ポンテ) 44,400人 3位
(首位と7差。でも同じ7差で下を見れば10位の大宮。あと15試合。オレたちは全然強いわけじゃない。強く闘うのみ)


1点もやらねえ
[20050814]【ナ杯QF2H】浦和レッズvs清水エスパルス@埼玉
キックの笑顔でここは締め。相手は10人だし引き分けでもホントはOKというワナに選手もあたしらも引きずられ気味でしたがさてリーグ戦!課題一杯で行くぞゴルァ-!!

○浦和1-0清水('88長谷部)31,754人 準決勝進出
もっとやれる・力の出る「水」と、むせて声が出なくなったり目が見えなくなったりする新種の「水」があり。(仲間内の水浴びではなく外に)撒く人はあたしはある種のリーダーだと思う。最高のタイミングでパワーをアゲレ。

花火は見た
[20050806]【ナ杯QF1A】清水エスパルスvs浦和レッズ@日本平
半月前と同じ1-0だが…無理やり代表から呼び戻してたチェがへろへろだったせいもあり。静岡人的に新たな標的・横山にマークが集中したせいもあり。経験薄い2トップをどうサポートするかようわからんうちに終わった感もあり。次はさらにほんとの新人2名が初登場? よく試合を見て、上滑りにならないようしっかり応援して勝とう。延長になっても絶対に勝つ!にはどうするか試合前から考えて準備しよう。

○清水0-1浦和('36長谷部)12,572人
試合後にムカつくより試合前にムカついたほうがよいってことか隔離策(ってそうでもないか)。あたしは日本平は初勝利。でもカップ戦で、しかも1戦目で。瑞穂もカップ戦しか勝ってないぞ。むむ。

シーズン中ですが何か?
[20050730]【vodafone杯】浦和レッズvsマンU@埼玉
●浦和0-2マンU('50,'63MU Rooney)58,389人
花でも祭りでも仕上げでもなく、次とその次こうするか?っていう試合で。自分もいつもと違う場所に行ったら試合がアタマに入ってこず目の前の選手のプレーで一杯で(ぉぃ)。
でもいくら選手しか見えないからってこのコンディションでのっけから延々「走れ」「動け」は違うでしょ、つうか相手の闘いっぷりも見て気づこうよ。90分全力「疾走」の競技じゃないってこと、立ってるだけだと忘れてしまうのだろうか。

イチゼロサイコー
[20050723]【18】清水エスパルスvs浦和レッズ@静岡
前節のリズムではやれないような間合いと中盤回避・サイド徹底で来た敵に苦しんだ選手たち。あちこちしっくり来ないままに耐え抜きハーフタイム。「調子、前に戻っちゃったのかなあ…それとも敵の守備がいいのか」とアホなこと言っててごめんよ達也。いいラストパスが来なくても諦めず、見失わず、行く。それが、耐えるだけじゃない厳しい守備と眠ってた技と沸き起こる声と得点を呼び、このゲームを勝ち取る気迫を焚きつけた。
苦しくて、苦しくて、痺れた。

○清水0-1浦和('55闘莉王)21,730人 3位


原点
[20050718]【17】浦和レッズvsサンフレッチェ広島@埼玉
「正解」はないが「答え」は自分の胸にある。
思いをどんだけ重ねても、求めるものはそこにはない。
選手紹介直前の「好きにならずにいられない」、違うけどおんなじ思いの結ぶ先。
見た。感じた。応えた。呼んだ。ヤツをのせろ。敵を挫け。90分、徹底的に。水、ぬるぅw
勝った。オレたち勝ったよ!(と来なかったヤツに怒鳴ってみるテスト)

○浦和2-0広島('21闘莉王、'55田中)35,658人 4位

あの、埼スタ全体が鳴るブーイングを、試合「中」初めて見た。得点直後の「アイーダ」に翳む敵選手の表情を録画で見た。敵は完膚なきまで叩け。アレも闘莉王もアゲつづけろ。今日のサポートがいつも最強なわけじゃない。勇気を称え、勇気を与え。前半に得点できなくても、失点しても、最後に勝つ、そんなサポートを選手とオレらと気候と局面と全てを感じて考えて、そして、やってやろうじゃんあと19試合。


抱えたままではゴールは遠い
[20050713]【16】柏レイソルvs浦和レッズ@国立
負けた上にエメ帰らずが確定して最初の試合。「平気」といいつつ実は平気じゃないのはいつものこと(サポもかも)。アップに出てきた選手に浦和レッズコール。慎重目に始まったチャント。「敵」見失わないで行こ……しかしそれ以前に己を見失ってた選手たちは前節オレらが無駄に走らせまくった影響ありあり。とにかくさっさと1点獲る!とやったほうがよかったのかもしれぬ。

ハーフタイムにコールリーダーが使ったコトバを借りれば、「弱い」レッズに「負け犬」のオレらが、1失点後、山田と永井が同時に代えられた“転機”に選んだあのコール。まずとにかく1点取り返そうと願い、流れでも運でもなんでも呼びこみたいと歌うも、選手の苛立ちも、同じピンチの繰り返しも、崩壊も、敵の時間稼ぎも、どこにも有効な力を自分はどう歌ってもどう手を叩いても生み出せないまま試合はずるずる2-0、そして3-0。あまりに悔しく、そんな自分が情けなく、つうかこれ今年初めてじゃないし!と自分たちに猛烈に腹が立ち、「バカばーっか!」と心の中で叫んで、じゃあなんでアンタここにいるのと。
わずかなチャンスでも(ほとんどなかったけど…)手を叩き選手の名を呼び「今」1点でもと闘うことは、そういうコールで行こうよと思うことは、1年通して成就させるべき闘いとは相容れない部分があるのかもしれん。けど、あたしはあの場ではその1点に固執した。1点でも取り返したかった。

●柏3-0浦和('52柏・矢野、'64'84柏・クレーベル)23,684人 8位

結果としてタイコなしで30分やった「ゴールで〜」は弱起曲なので、「拍」を意識して歌わないと1フレーズにつき半拍ずつ短くなってしまいがち。「オーォオー ゥラーヮレ〜 ゴールで」としかコトバとしては聞えない上に、本来のノリを失いお経みたいになる。明瞭に発声して、失われる半拍をどうにか戻せば少しは調子でるんで目一杯努力をしてたんだけど、試合後、隣の仲間に「ズレてるし!」と叱られた。まあ簡単じゃないんだけどさ…orz。

ただ選手の名を叫び応援したいなら、一番前まで行ってやればいい。「1+1」が「2」なんかじゃないオレたちのゴール裏、アタマ使って流れ呼んで、怒りや苛立ちや沈黙じゃなく勝ちたい気持ちで揺るがせたい。


愚か者の大「暴」走
[20050709]【15】浦和レッズvs大宮アルディージャ@埼玉
45分で失点しないで2点獲る。今ここで、この試合で。みなそれぞれに考えたと思う。雨のピッチ、4日後も1週間後も勝たねばならないこと、周到な準備と覚悟で来た敵からどうチャンスを得て奪うか、逆攻め、普通に発声したんじゃ声の届かぬ今日の空気(←こういうのわかるよね、ホームだからこそ)、…。
前半最後の調子でまず1点。それが叶わなかったなら、……点が入るまでこのチャントならとにかくこのテンポを落とさなきゃ始まらないと懸命に引き延ばしたけど一瞬しか効かず。このままがむしゃらに攻め続けさせるのか。ボール支配して体力使えば点が取れる展開か? ハイスピードで行くあまり、並みの呼吸法ではフルに声は出せず、過呼吸になりながらがんばる人はいても全体としては一本調子のまま。ここぞというときに流れを変えたり、狙うべきときに行く、その力が出せない。ゴール裏も、ピッチ上も。
たくさん跳べば歌えば走れば勝ちならそれでよし。
違げーよ。行為に溺れるな、勝つ前に気持ちよくなってどうすんだ。
勝てなかっただけじゃなく、この6連戦の只中に選手に無駄に肉体的なダメージを負わせてしまった。悔しさを通り越して、猛烈に痛い。

●浦和1-2大宮('18大・トニーニョ、'22大・桜井、'44闘莉王)50,437人 暫定4位→5位

最後のほうは自分が何を言っているのかわからなくなり(アレ浦和の単純な繰り返しを何度も間違うという)。跳ぶよりとにかく声を届かせることと手を叩くこと、試合に集中して行くとき120%で行こうとしていた(つまり平時はリミッターかけてた)自分ですらそうだったわけで、気持ちのままに全開でやり続けようとした人は本当に危険な状態だったかもしれない。これからの本格的な夏にこれではヤバい。
下の新潟戦のところで「精一杯やるだけで精一杯」「ひとり分ちょいの声出してるだけじゃん」と書いたけど、あたしらがそれではダメなのだ。あわせればいいんじゃない。五感で試合見てアタマ使って全身使って勝利への流れを作る。たとえば三浦監督らしいきっちりした3ラインの要・ベテラン奥野が交代したときに。チャンスを呼び込みたかった。懸命にもがいた。けど、なんにも変えられなかった。


ナナゼロ レッズ!
[20050706]【14】東京ヴェルディ1969vs浦和レッズ@国立
祭り度アップにもうちょっとご協力いただきたかったねぇ敵さんには。レッズ初の8点目を取る時間は30分もあったんだねぇ。強欲すぎて呆れるね(笑)。

でも、強欲に行くよ!
○東京ヴ0-7浦和('8長谷部、'27闘莉王、'42山田、'47永井、'51達也、'53・'59平川)22,953人 3位 鹿との差は9 史上最多?のウッチーコール *東京ヴは2試合連続7失点
しかしヒラのゴールは毎度喜びを通り越して笑いの中というかヒラが決めると打ち止めというかだからハットしとけというか。
業務連絡:国立、詰めるのはいいけど詰めすぎはイクナイ!と改めて思ったす(去年のナビスコ、3席分に4人超はやっぱキツすぎてた)。


[20050704]アールパーーイ! 退団が報じられた日、久々に去年のステージ優勝の写真を見て痛烈な 危ない団体の入場を遠巻きに制止する空港の中の人悔しさが蘇った。一緒にチャンピオンになれなかったのだあたしたち。
羽田に現れたアルパイは笑顔で、駆けつけた100人を刻々超えてそれ以上の全員に応じていた。
伝えることをぐるぐると英語唱えながら行ったのに、浦和で一緒に闘ってくれてありがとう、の後に途中をすっとばして「チャンピオンになるよ!」とやっちゃった。間違ってないけど…。
アルパイコールに応える漢>>


ハーフタイム
[20050703]【13】浦和レッズvsアルビレックス新潟@埼玉
「今日勝って4位」のためには最低2点。前半最後の調子の続きじゃヤバい。
動く者、動かす者、周りを良くみて声をかけあう者。試合は90分だけど闘いは90分じゃない。
選手を信じて試合にもっと集中して…って躍起になる前に後半は選手たちが信じさせてくれてのせてくれたわけだが、ギドやゲルトやもしかしてヒラや永井やヤマ、ハセ以外に、「オレ(ら)が変えた」と言うひとがいる。それが浦和のハーフタイム。

○浦和2-1新潟('40新・エジミウソン、'58山田、'64田中) 39,656人
*アルパイ退団。すでに季語ですらない「エメ来ない」
中断明けの試合は毎度そうだが…声も気持ちもコールもなかなか合わない…そもそも「声、こんだけかよ」と自分らの弱っちさにのけぞりそうになるが……今日は自分が病み上がりで精一杯やるだけで精一杯な有様。ひとり分ちょいの声出してるだけじゃん、と試合中何度も思った。もう1点欲しかった。けど足りなかった。勝ってよかった。

「7月6連戦終えて2位」(選手&ギド)。ひとつひとつ勝つ。


[20050615]【さいたま市杯】浦和レッズvsFCバルセロナ@埼玉
昔に比べればトラップうまくなったよね、なんて言っててスマンかった>世界。
速くて巧くてピンボールかよ…ってな盤面に、白ユニの選手たちは88分違うレイヤーにいるみたいでしたが、最後まで喰らい付いたことで得たものを…って中断期間じゃんorz。
○浦和0-3バルサ('11シャビ、'39、'77ラーション) 57,143人 *ロナウジーニョは来日せず


一憂しない者には一喜もなし
[20050611]【ナ杯6A】アルビレックス新潟vs浦和レッズ@新潟ス
消化試合だって勝ちたい。だけど勝つよりはるかに大切な目的があったんじゃねえのこの試合。ゴールが見たいとか言ってる場合か?

初の1シーズン制の今年、シーズンただ中の、合宿も控えた、貴重な(過去に例のない)消化試合。相手はJの「敵」でしかも本気。そこへギドは、初スタメン/初メンバー入り/リハビリ明けを「ベストメンバー規定」ぎりぎりまで入れDFの控えはなしで臨んだ。「今日」じゃない、「今年」勝つための真剣勝負ですよ。

オレら各自いろんな期待や目標持って来てて、でも少なくとも10人で0-2になった時点で本日最大の目標を絞り込むことはできたはず。がんばろうとするだけ焦り苦しむ横山に、細貝に西谷に赤星にとって、オレたち浦和レッズにとって、今日を意味ある試合とするためにオレらは何をすべき? まずは落ち着かせて、励まして、盛り上げてリズムつくって選手が動きやすいようにして。そして。
ところが後半そこをすっ飛ばしてやれがんばれゴールしろとすべるテンポで激しく追いたてるばかり。そうじゃない、もっと落ち着いてやれるようもっと声を腹から出せるようテンポ遅くしようと引っ張って。コール中だって選手のプレーに拍手で声で反応して、失敗受け止め小さな成功を一緒に喜んで。そんな人がパラパラいた。でもこれこそをみんなで力強く選手に届けたかった。

●新潟3-0浦和('7,'37新・エジミウソン、'32新・ファビーニョ) 39,154人 新潟は得失差1に沈む
勝たなきゃいけないわけではない試合を、だらっと見てたらつまらないし、かつて絞れない応援でそれに拍車をかけたことはある。でもロングコールじゃないと続かないような気持ちなの? ロングコールに頼らなくても、こういう試合を大きくゆったりとサポートしてさ、選手とともに一喜一憂してそこからでかい喜びを勝ち獲っていこうよ。


「ようこそ浦和へ!」
[20050604]【ナ杯5A】大宮アルディージャvs浦和レッズ@埼玉
バックアッパー放棄はエセ平和主義? ダービーできねえなら消えてもらうまで。
世界基準でも安全じゃない3-0だが、本日の緊急配備は敵が退場するとかない限り…。ぁ。

○大宮1-3浦和('10鈴木、'27エメ、'32田中、'57大宮トゥット) 26,397人 予選突破

mixiで見かけた北ゴール裏の写真に個人的に戦慄。カッパ着てない人ってこれしかいない。ナビスコだから?2点差あるから?としても、落ち着きない時間帯のただでさえ落ち着かない降り始めに、スタンドの多数がバタバタとポンチョ被ってるのか? 怖えぇ。全体でどんな応援できてたんだろうか。
呼ばれるままに初ゴール裏なら豪雨にポンチョも仕方ないと思うが(自分がそうだった)、それ以外は…。ってそれが現実。
あ、アウェーだからか。そうだよねホームは違うよね…。
突然の豪雨も平気なように荷物は予め袋に入れておこうよ。そうこうした上で、雷はちゃんと警戒しなくてはね。


行って後悔しろ
[20050531]【PSM】浦和レッズvsハンブルガーSV@埼玉
主力抜きながら分子運動のような間合いと動き。勢いではあたりにくい…この得体の知れぬ「やれなさ」を知ることがたぶん今日の出発点。去年のボカの宿題より難しいけど。

●浦和0-2HSV('20 HSVラインハルト、'89 HSVセン)11,983人
そして客は、浦和というクラブが今持つ力の姿を知る。
しかしいくら親善でも試合中、敵が訪問してくるつうのは…(泣。
行きに東川口からガキ共がたくさん乗ってきてエメだ達也だと騒ぐのをみて、そうだ浦和で浦和の試合があるってのは素晴らしいことなんだと思ったんだけどー。より浦和が好きになった子はどのくらいいただろうか。


場所取れ総員、配備につけ〜
[20050528]【ナ杯4H】浦和レッズvsヴィッセル神戸@駒場
ララ浦和が切れたとき、ピッチを駆け抜け攻めあがる選手たちが見えた。「足りない」上に「違う」のか? いつもよりもっと、ロングコール中もどんなきっかけも見逃さねえ何度でもフルで行くと約束すると思い、声もっとでかくあと10センチ高くやればと誰もが思い、時はロスタイムにきた。岡野に出たボールに、それまで隙なく対応してた敵が届かなかったのはオレらのせいだね、ぜってー。

○浦和1-0神戸('89エメ) 16,735人

…と吠える気持ちとウラハラに、笛のあと喜ぶ体力なし。こんなんでは延長ムリっ(この夏の宿題)。
前にいた連中、仲間がへたれてくるとガツガツ励まし、見知らぬ人には笑顔でその調子でもっと行こうと促してた。水を回し飲みする一瞬に隣同士気遣うのはこれからの時期、特に大事。その上で、絶妙なタイミングと軌道で水が飛んでくると一気にトベるんだが(耳にがっつりINしたのは初めてでした…痛)
表題の件、リーグ戦@埼スタでもできないかなあ。


3万も入ってたとは思えない件
[20050521]【ナ杯3H】浦和レッズvsアルビレックス新潟@埼玉
世界に通じていない感漂うゴール裏。まったりしてても自分が攻め込まれたりケガするわけじゃなし…

○浦和2-1新潟('6エメ、'60鈴木、'74新・エジミウソンPK) 30,744人

たとえば「2-0にしてセルが見たい」という願いは叶ったが。「連続無失点」は叶わなかったが。勝ちの上に何をどう欲するどう得ようとする。
わりと素の「姿勢」が見えるのがおもしろくもあり不愉快にもなるリーグ中断中。
「ここ」を楽しみ、勝利のためには何もせず、「勝ったら」喜ぶ、というあなたたちに、自分はなんにも伝えられなかった。

やることはひとつ
[20050515]【12】横浜F・マリノスvs浦和レッズ@日産ス
それができた。
アジアへ行き日程過密な敵と同じぐらいウチもウチらも最後はヘロヘロだったけどね延長戦かっつうぐらい。何度叩きなおしても声量として出てこなくなってロスタイムは3分。ウォリアーで集中立て直し、都築が安のシュートを跳ね返し青い山瀬のシュートが誰かにあたり誰か追いついてタッチに出す。胸熱く浦和レッズコール。ああ、試合終わってる。
…みんなの顔が赤かった。

ゴールを呼べ、最後まで切らすな。
雨が降らなくても、内容がクソでも、信じて限界までやってやりきろう。

○横浜0-1浦和('76永井) 53,097人 6位

後半の押し込まれ気味の時間帯、ボールを奪取した都築がDFと敵がごちゃごちゃ背後にいるのにかまわず即座にただひとり前方にいたエメに出した瞬間、興奮が声を超えた。そんな瞬間をいくつか得て、雨が強まり久保が投入され都築から攻撃が始まった時、実は弱まっていた「PRIDE OF URAWA」の声をもっと上げれとイスの上にいたBOYSが、前にいた仲間が、自分が、行くぞ呼びこめと声強く手高く叩き、その攻撃は長谷部と永井と暢久と啓太が粘り強くものにした。あーカンチガイしてますともw 応援のメリハリ、と自分もよく簡単に言ってしまうが、旗が振られ視界遮られがちなときは特に、試合が見えてる人は的確にはっきりやってまわりに伝えよう。
久々の2F、の視界良好のイスの上でやって、そう思った。
終わってしばらくしたらヒザがガクガクしたのはヒミツ。2F怖すぎ。


…もっとイカレようぜ?
[20050508]【11】浦和レッズvsジェフ千葉@埼玉
つまり名古屋戦はゴールが熱くさせてくれたわけだ。ゴール裏もメインもバックも同じ。ゴールがなけりゃつまんねえ。
つまんねーよ!? つまんねー歌だらだら歌って。つまんねーからおざなりに手叩いて。もっとましなサッカーしろよって。オレこんなに応援してんのに。やられてんじゃんって。
オシムにブーイングかました人はわかってたよねぇ89分にやっとどっちかが1点決めるような試合かもよって、でもそれを獲るのはウチなんだよ! 常にチャンス窺って、ロングコール中でも圧して調子変えて、一瞬の選手の頑張りを拾って次につなげようとしようよ、メリハリつけて、最後まで。
TV見てるんじゃない。自分の声が届くかもしれない同じ空気の中で選手が闘ってんだ。だからここに来たくてここにいる。それをごにょごにょ自分なぐさめてばっかでさ。おまじないか? ゴール裏の応援はてめえのおしゃぶりじゃねえ。

終了の笛でぶっ倒れるぐらい走った敵が落としてくれた勝ち点1。活かそうぜ。

■浦和0-0千葉 50,643人 10位

K.O.30分ぐらい前、「今日は3万ぐらい?」と思った。ゴール裏中央スカスカ。そこに時間切れで埋めるように詰め込んで放置。ピッチで、失った勢いを取り戻せず辛く動けぬ選手たちを前に、そこに届かせる前に自分たちを動かさねばらならぬ苦しさ。
ゴール裏に来てる人。まず仲間の顔をよく見ようよ。呼び込んだヤツ、隣や前にいるヤツを、ちゃんと見れ。そいつの魂、響いてくるか? 自分の魂、響いてるか?


喰らいついた「勝ち」
[20050504]【10】ヴィッセル神戸vs浦和レッズ@神戸ウ
どうしたら自分が自分たちが力になれるか。試合前、試合中、みなが最後まで気を抜かずたえず修正し続けた結果。
選手の名を呼ぶ。局面には間髪入れずにコール。必死の最下位に攻め込まれてきつかった。苦しかった。「浦和らしさ」の呪縛もある。それでも焦らず粘り強く守り闘う選手たちを勇気付け、支え、
○神戸0-1浦和('29田中)25,104人 8位
勝った。けど。

下がる最終ラインをどうにかしたいともがくも、音程はだらしなく下がり、声は弱くなり、振り絞って高く叩いても容易に空気は踊らず力は足らず、特に最後の笛までやった「アイーダ」は地獄のようだった。「気をぬかない」だけじゃ足りない。思いとか願いを、声に、より強い声に変えよ。気を動かせ。


そして中2日
[20050501]【09】浦和レッズvs名古屋グランパスエイト@埼玉
選手たちも自分たちも目の色変えて「オレのレッズ」を貫く。葛藤の果ての気概と行動が埼スタを動かす。5万のドヨメキも味方につけてホーム初勝利。無失点。敵が退場しても勝ち。
次も中2日。疲労、最下位相手、…「帰ってきた『強い浦和』」で同じように闘うのは困難だ。成功体験に固執せず頼らずその試合その試合で「強い浦和」をつくっていこう。

○浦和3-0名古屋('35田中、'38エメ、'64エメ)55,476人 13位
♪恐れることないさ〜「恐れろよ!」w 

クリアボール?に追いつき猛然と奪取しゴールに向かった達也(張り合った敵は負傷退場)。終盤、杉本に抜かれて都築が弾いて間一髪の直後、お互い怒りをぶつけていた選手たち。役に徹し試合が決まってから明らかに目標を変え、2度も地面を叩いて悔しがっていた永井。次の90分、あたしら何でもやるから、その先へ行け。


「悔しい!」いう咆哮が8戦1勝のゴール裏に初めて噴出した夜
[20050428]【08】ジュビロ磐田vs浦和レッズ@静岡
前半終了間際、エメのロングコール。ここで獲らなきゃ生きてる意味ねえ。あたりが緩くなる度より強くより高く…ロスタイムは1分、もう倒れてもいいと全力賭けた人はいくらもいただろう。そしてそんな瞬間もいくらもあった。最後の1秒まで集中と転換と解放とを繰り返し。でも決勝点は獲れなかった。
敵も審判も含めて、「サッカーとしては」くそ試合。
平日関東圏外へ行ったオレらにとっても勝ち点1しか取れなかったくそ試合。
でもオレたち浦和レッズにとってのその意味は次節決めさせてもらう。

■磐田2-2浦和('19磐・前田、'44永井、'85磐・中山、'86エメ)30,865人 17位
たかが同点弾で喜びアピールする選手2人に「戻れ!」と叫びまくったが届かず。しかもノドつぶした…orz 会話も控え温存ちう。


ボールウォッチャーじゃ勝てねえよ
[20050423]【07】浦和レッズvsセレッソ大阪@駒場
選手じゃなくてオレらのことね。
敵の選手紹介の時には頭痛いくらいの指笛。でも失点シーンの直前はどうだった?
ボール追って、みなに合わせて歌ったり跳ねたり口パクして、今のレッズは楽しいか。それでも流れが来れば楽しいが、来ない流れに打つ手はない。
後半、集め/まりました。で、何すんの? いま渾身の力で呼ばずにいつ呼ぶんだという時間帯は、あったんだよ。でも「今」のボールに嘆き苦しみ諦め、漫然とただ歌うばかり。ゴールで一瞬熱く「させられた」だけ。
チームが苦しいときこそ喰らいつけ。ゴールを呼び、勝つために、自分が動け。

●浦和1-2C大阪('7、'20C大・西澤、'62横山)18,850人 16位
2001年第2節のC大阪戦も大柴にさくさくっと2点取られ、しかし後半、福田の呼んだ「駒場の力」で同点に追いついた*。とりあえず、年寄りは語っとけ。 今日の試合の意味、危険と可能性、…一緒に闘ってきたからわかってんだろ?なんてもうホームでは通用しないんだってこと思い知った。いくら自分が懸命にやってもそれじゃあちいとも呼び覚ますことのできないホーム。さてどうする。


次への「ウォリアー」
[20050416]【06】FC東京vs浦和レッズ@味スタ
「ばかやろう、できんだよ」と、過去の怒りと今日やっただけの強度で思い(←結局怒ってんのかよというつっこみは不可w)
並んだひとと直前に乗り込んだひとと、大移動したひとととどまったひとと。足りないときに呼べる手ごたえ、次につながるもの、あったと思う。でも、最後の「PRIDE OF URAWA」は、……永井のあのチャンス、点にしたかった。受身に回ってしまった長いロスタイム、もっとぴりっとかわしたかった。

○FC東京0-2浦和('48エメ、'74堀之内)40,113人 14位
ゴール裏に来る誰もがそうであるはずと思うが、あたしにはあたしが自分に勝手に課してるものがある。描く理想が同じでも方法論も同じとは限らない。今日は結果的には正しかったと感じているが、間違っていれば試合中でも直す覚悟はある。「女は」「クルヴァのチームじゃない人は」と場所に関するクレームを間接的に伝えたところで、それだけで自分の思う力は得られないさ。
いきなり余裕なくテンパるんじゃなく常に自分(ら)の中でシビアにギラギラしてようよ。


傷つくのはこれからだ
[20050413]【05】浦和レッズvs清水エスパルス@駒場
去年暮れ、たまたまみたニュース映像の埼スタゴール裏。「アレ浦和」の勇ましい音声とともに抜かれていた人たちは、一様に右拳を掲げ、黙ってぼんやりと立っていた。
さて、おはよう。
これまで落ち込むだけの何をした。90分、これ以上はないほど個々に闘うのはあたりまえ。だがまだオレらの力は出せてない。決勝点を奪うにはどうすんの。
臆病になるなよ浦和レッズ。
1つのゴール1つの勝利に壊れるのはこれからだ。

■浦和1-1清水('25清・チョ、'43長谷部)15,760人 17位
1位鹿との勝点差は10

試合が終わってから自分に厳しくするな。試合中に修正して前向けよ。勝利までの時間はあたしらにとっても90分しかない。


BOYS BE AMBITIOUS!
[20050409]【04】浦和レッズvsガンバ大阪@埼玉
1-0、「大脱走」で選手を迎えた後半。「…WE LOVE YOU〜」と歌うその目に敵の交代の知らせが映った。吉原投入。しかも登録上もMF→FWの交代。気をつけろ、とあなたは思ったかもしれない。でもそうすべきは今この瞬間ではなくおそらくしばらく後に訪れる。
その時改めて気付かせるのは誰なんだ?
数分間ずっと攻め続け、初めて形勢逆転された時、一旦はブーイングが湧いたスタジアム。シュートになりそうなボールを跳ね返した時点でなぜか緩んだ。敵がFW3枚に変更後初めての攻撃の流れの最中であるにも関わらず。
失点。1-1。

最後は血ヘドを吐きそうなくらいに気持ちを絞り。時に目に飛び込んでくる人の姿はみなそうだった。だが、オレたちの1+1は1+1でしかないまま試合終了。

人を揃える、意識を揃える、声を揃える。「今日こそ」、はカタチから。そっから力を引き出せてる?試合中に。
どんよりモノクロームだぜゴール裏(試合中)。
声出して手合わせてちょこちょこ跳ねてればいいんじゃないよ。そんなお行儀のいいルールなどいらね。どんだけのスピリットとソウルでここにいるんだよ。互いに出鱈目な力を引き出してみせようぜ?
煽り、促し、警戒、賞賛、威嚇、合図、脅し、ぶち飛んでくる水、褒めて諌めて上げて切って、信頼と排除、イカれた野郎どもの音が声が身振りがコトバが、試合の局面・プレー・選手の姿と交錯。インテリジェンスとバカぢからでブーストする。
今一度、思い出せ。オレたちの「平常心」がどんなものだったかを。

■浦和1-1G大阪('32堀之内、'49 G大・アラウージョ)51,249人 18位
埼スタでやるようになって早3年半。リーグ戦だけで25試合、5万人を超えた試合は10試合目。そのうち勝ちは4試合(うち3試合は2004年)。
何やってんだオレら。0から100は生めないから。

それにしても。モチベーションが低いから得点できてないわけじゃないのに「(ご誕生で)モチベーションが2倍」と言われましても…。


「よくがんばった」それがオレたちからのメッセージ?
[20050402]【03】大分トリニータvs浦和レッズ@大分ス
笛が鳴り、選手がやってきて引き揚げるまでのたかだか1〜2分。
いま終えた闘いについてオレらが選手に何かを伝えることが可能な、唯一の時間。

拍手が起こった。悔しさに詰まる声がした。勝たせてあげられなかったという嗚咽。「西村氏ね」。向かってくる選手に「しっかりしろ」と叫び、そして「次、勝とうぜ」と何人かの声がしたそのとき。コールが始まった。
かき消される個々の声。
手を叩き手を掲げて一斉に「ウラーワレッズ!」と叫んであたし「たち」は選手に何を伝えようとしている?
唇を噛みただ立ち尽くしていても意味ねえと思い、同じ「浦和レッズ」に込めることのできる思いはひとつじゃないと思い直し、手を叩かず手を掲げず不動でそのコールを怒鳴り続けた。

DFはここ3試合で出場1試合のアルパイと坪井、1試合にも満たないネネの3人、そのうち2人が退場し、キャプテンが負傷交代し、怪我明けの啓太と永井が途中出場し。選手もオレたちも100%やったんじゃねえの? 選手のがんばりには試合中に全身で応えてるんじゃないの? 違げーよ足りないから負けたんだろ? プライドは誰のもの。自分の声で勝利を希求せよ。
●大分1-0浦和('88大・高松)28,847人 17位

[追記] もう今日は関アジも関サバも食わない、飲まないで寝る、と思った。結局は食ったし飲んだけど。ウマカタケド。深夜2時過ぎ、駅前通りの路上で数人で真剣に議論など。傍の飲み屋で何度も起こる浦和のコールにブチキレ寸前になり。過去最高に、共鳴できる人とだけ話がしたいと思った。あの失点を許したのはオレたちだ。


「We Are ...」じゃなくてまず「オレが」だろ?
[20050326]【ナ杯02H】浦和レッズvs大宮アルディージャ@駒場
負けて優勝、以来の駒場。自由席が分割され入場までのルールを変え広告看板が電動になり(ってそれは関係ないか)、変化が逆照射するあたしらはまるで何も反省せず準備せずただ傲慢に「オレたちレッズだし」って帰ってきたかのようなサポートで。
もっと真摯なプレーを促したくとも伝え切れなかったのは生む空気がユルユルだったということ。後半「失点させない」とコールリーダーが掲げた目標、じゃあどう闘うべき?ってそれは「失点させない気持ちで応援に参加」することじゃねーよ。雰囲気に飲まれんな。失点後のピッチ内外双方の焦点失いっぷりは何。

去年あたしは、これまでのただ延長でサポートを考えていては先はないと書いた。それは過去を否定するということではない。自分が勝たせたという手ごたえ、それは永遠に魅力的で、それを掴むためになら何だってやるのがオレたちだろう。変えたいものは何。変えたくないものは何。
レッズが好きなだけじゃ足りない。何度でも言うが「オレが勝たせる」と思いつめたクレイジーどもの詰める場所。自分を慰める歌なんてあたしはここでは歌わない。

○浦和2-1大宮('15 田中、'23 エメ、'64大・冨田)17,494人


ウルトラ休憩中
[20050319]【ナ杯01A】ヴィッセル神戸vs浦和レッズ@神戸ウ
ロスタイム3分が過ぎ笛が鳴るまでのことは鳴るまでのこと。
終わった瞬間ガックリとまたハラ立たしく。
結果は勝ち。結果は勝ち。それだけなのだ。

オレたちもっともっと強くなってまずはアジアに行きたいんじゃなかったの?
これはおっけーですか。拍手喝采、凱歌を歌い、喜んで。選手にチームにYOU ARE THE BESTと伝えるのか。
去年、「もしかしてオレらなんていなくても勝っちゃうねレッズ」って思ったことはなかったか。そのとき何を考えた?
オレらがこんなだと次もこんな試合を3-0にはできないだろう、なんてこともなくてチームは3-0にできるよう進化するかもしれぬ。それでいいんだからいっか。オレらも浦和劇場に観劇に行けばいい。または「声出し・飛び跳ね・手拍子」で劇場に魅力を付加し、自らもそれを楽しむために「参戦」すればいい。
違げーよ。
○神戸1-2浦和('37山田、'42エメ、'68神・カズ)12,748人


「燃えよレッズ」
[20050312]【02】川崎フロンターレvs浦和レッズ@等々力
コールリーダーとタイコが立ち上がる。
モッシュでクソミソになりながら腕を振り上げジャンプして声をあげ。
でもこれはハードコア大会じゃない。

最後はがんばった。同点に追いつけてよかった。この1点は後できいてくるさ。
はあ?
最後の10分は何も見えずただこれがラストプレーかもしれないと感じてたら人が下に落ちて知った同点ゴール。勝ち越しならばカコイイだろうこの絵が猛烈に腹立たしく…笛?まだだよな?なんだこれは???と思ってた時間の様子を帰宅後TVで見て憮然。

何をしてるんだオレらは。

■川崎F3-3浦和('5川崎F・ジュニーニョ、'21酒井、'52川崎F・我那覇、'64川崎F・アウグスト、'80岡野、'89闘莉王)24,332人

臆病になるなよ。
知りもしねーヤツらの気持ちなんて慮ってあげてる場合じゃねえよ。「仲間を信じれ」、そして要求しろ。自分の行為に溺れてるヤツは叩き出せ。
勝利を要求し勝利をつかむ。ふざけんな選手ども。ふざけんなゴール裏。


「今年は優勝」って、コトバだけか!?
[20050305]【01】浦和レッズvs鹿島アントラーズ@埼玉
去年より勝たないとダメということをちゃんと引き受けてんのかクラブも選手もサポも。「強い」という慢心と、でも「より強く」あれる理由が(戦力的に)ないという不安が、うまくいかねえ局面をさらに荒らす。合宿中の福岡戦での騒動と草津戦を経てこれをケアできてなかったチームもどうかしてるが、それらを知った上で本日漫然と、そしてジャッジと敵のふるまいには騒然と、ぶち切れた選手には沈黙するのみだったサポは何をサポート?

34試合の長丁場の1戦目で赤1(これはあたしらにはどうすることもできなかったかもだが)、黄4(1年通して累積、最初の4枚で1試合出場停止)。乱闘中に他にカードがでなかったのが不幸中の幸いだが他の主審だったら出てたかもしれぬ。勝ちにはまったく結びつかないカードが、さ。
オレらが挑発に乗ってどうすんだよ!とコールリーダー。選手の代わりに敵にブーイングするのはいいが、ウチの選手が熱くなってしまってたらそれはマイナスなだけ(てかそれがプラスになるくらいなメンタルなら最高なんだけど暢久からしてあの状態)。思いのまま120%自分を解放するのはサッカー観戦の楽しみのひとつではあるが、勝つためにアタマも使うし行動もする。いっつも言ってるけど、まずよく見ろよ。スタジアム全体を感じろよ。
闘いではなく落ち着かせてサッカーに向かえるコールがほしい。名を呼ぶだけじゃなくて選手にちゃんと届かせたかった。できなかった自分にムカつく。

ヅヅキックのおかげでチャンスは増加も、過去最弱ともいえる鹿に負け。ゴール裏でも起こってた拍手と拍手で応じた選手をあたしはまったく理解できない。どんなことをしてでも来年アジアに行きたいよ覚悟しれ。
★浦和0-1鹿島('29鹿・鈴木)52,789人


◇◇◇
えーと。誕生日に試合でホームで開幕でってんで選手紹介まで正直浮ついてた。なにはなくともレッズがある幸せ、スタジアムにある/おこるなにもかもに溺れてた。胃が痛いくらい反省中。
…でも、報知*の顎違いの写真にはなごんだりして。

「AFTER GAME REDS BAR」については後ほどご報告…と思ったがここに書いちゃえ。とってもイイ!んですが、こんな試合の後では…「オレたち、だまされてねえか?」。一応、社長には直訴し放題だったけどね。
BARじゃなくて屋台村だったがそれはそれでぐーっす(うまいもん結構あるし)。グループを超えて話ができる場所という意味でもいいね。けど試合には勝てよ。リーグ戦埼スタで負けは2003年2nd5節vsFマリ以来だよ。。。

90分で進化しまーす
[20050227]【PSMさいしん杯】浦和レッズvsザスパ草津@熊谷
華麗なワンプレーの断続にヘンなプレッシャー感じてるのかとちょと思ってみたり。
試合中に1年分くらいぐいぐいっと調整してみせた新「8」番、守備は…「Let's Get Goal♪」なので仕方ないかとw。
浦和3-1草津('49草・酒井、'64三都主、'77永井、'81岡野)13942人


◇◇◇
想像は第1歩、認知は第2歩、勝手に共闘は第3歩。
年末のネット番長会*に始まりmixi*での日々と2度のオフミ*のおかげでオフなのに近づいた、想像じゃなくリアルに生きてる「オレたちのホーム」。
抽選/並び・場所等の議論もありつつ、スタジアムでは今日も同時にいろんなことが起きてるよ。それ全部で勝って勝ってリーグ制覇したいのだ、と新しいコールを繰り返すうちさらに思いは強く。そろそろいこっかー。



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[20050131]日程表、カレンダーを更新。
7月の予定は見てるだけで体調悪くなりそうです…。
W杯アジア最終予選がもつれるとJの平日開催が最大2日増えます。ここはひとつ、早めに(ry

※今年は、チケットの発売初日の制限についての記載が、J公式とクラブの公式サイトとで異なる例が多数ありました。入手がヤバそげなチケは、直前にクラブの公式サイトを再確認したほうがよさそうです。



[20050130]レッズフェスタ行ってきますた。
2005年の9番の決意は「どんなときでもマイペース」。


2004年以前のレポへ←読むのもシンドイ年代のものほど仔細

叱咤激励は>>>こちらから nogucci@digibi.com