|
UR |
逃げ切り、辛勝、なんとでも言ってよーし。
|
世界速度、J2速度 水戸ホーリーホックvs浦和レッズ＠日立市民運動公園陸上競技場 |
|
【20001105】 逃げ切り、辛勝、なんとでも言ってよーし。 | |
| ||
 10:52 いきなりスタジアムに入ってきた選手バスにいっきなりコ〜ル！  ウォーミングアップを見つめるレッズサポ、バックスタンドはホーム側3/1あたりまで赤〜く  13:00 選手入場の気配とともにあがるゲート旗、振られる旗  試合終了後、取材陣に囲まれてインネンつけられる伸二の運命わ!?  正門で選手を待つ選手バスとレッズサポと警備隊とスタッフとケーサツと
今回の旅程 [直行直帰モード] 20001105 上野 07:30 ｜ フレッシュひたち5号 
日立だけに黄色…じゃなく実は赤い編成のもあるのだった。スーパーホリデーパス4020円＋自由席特急券1780円×2
｜ 日立 09:12 【日立市民運動公園陸上競技場】（平和台霊園行きバス「市民運動公園前」下車15分） 駅前バス乗り場のオジサンがどれに何時に乗ればいいか教えてくれます。でも、友達が5人まとめてクルマに乗せてくれたので（←よいこはまねしないように）それで直行。オジサンごめん。 10:30 開場（30分早まったのかな？） 13:04 キックオフ （駅〜スタジアムの道沿いには思い出すと胃が痛くなるよーなダサめの事情がありゆえに土産とかもチェックせず。ごめんなさいなのです） 日立 16:20 ｜ フレッシュひたち44号 
赤・白・黒のカンペキなレッズ電車がっ！ と思ったら鹿島臨海鉄道・鹿島神宮行き。待ってろよ鹿島！
｜ 上野 18:04 |
先週駒場で震えたレッズサポを待っていたのは快晴！夏日！（公式記録によれば25.3度）。さすがアウェー（なにがだ）。 ほぼ埋まったお客の2/3がレッズ側か。全然アウェーじゃない。でも全然乗っ取りたくないスタジアム。枯れ果てた根のような芝。俗称「滑り台」、狭くて急なゴール裏の芝のほうがまだきれい？ 後ろの手すりに乗って見渡すが、見えるところに時計なく、得点表示も草サッカー風。ベンチはパイプ椅子、テントすらない露天。顔に次々羽虫がたかる。 なかなか出てこない選手たち。スタンド下でストレッチをすませたのか、K.O.30分前を切ってようやく登場。この芝上にあまり長くいたくない…ってそーだよね。ゲート旗でほとんどみえないが、大宮戦以来の路木と、アジア杯で1カ月ぶりの伸二にコール。10/1新潟戦惨敗の後、代表モードに入った伸二。10/30成田から大原に直行してみれば、前日山形に負けてた我がチーム（うぅ）。フラビオ＋横山新体制の練習に参加できたのはわずか数日。でも新聞の記事や写真みて（こことかここ）、だいじょうぶって思った（後者の写真は「歌舞伎の女形も、たまにはスポーツ」て感じでヘンですが（笑））。今日はきっといい顔でやれるさ（見えてないけど）。 練習に遅刻して謹慎くらったという岡野はやはりサブにもいない。 そういやここ放送がないの？ あれー入ったばかりのとき「GO WEST」かかってたよ。すぐ後ろにある災害用（「5時だから良い子は帰れ」っていうアレ）みてーな放送塔を振り返ってみるが無音。が。メインでほそぼそ拍手などおきてるような…？ 水戸側で声援や旗振りが。がーん。レッズの選手紹介は声援も拍手もできないまま終了したらしい。 が、練習終了の放送はきこえる。なんだよ（怒）。これが特別価格のレッズ戦待遇（「会場整理や警備のため」とレッズ戦のみ200円〜500円高い料金を設定する水戸ホーリーホック。お客は一人も来ないほうがいいらしい）。無視して真剣にシュート練習、ほとんどK.O.直前までねばるレッズ。ヤスのきれいなシュート、目に焼きつく。 「WE ARE REDS！」コールに続いて、んっ？「ララ浦和」。これでヘンな緊張感を捨てる。逆攻めだ。出場停止から復活した阿部ちゃんが最初っから気迫充満、トップ下の伸二といい感じ。アジエルもうまく絡んで、路木とヤマも上がってはクロスにシュート、となんか期待膨らむのは攻めがこっち向きだから？ 外から地元のコが金網よじ登って応援に参加。レッズ側でいいの？と問うてみたけどあっという間にコールおぼえてでかい声。 阿部ちゃんから出たボールをアジエルが横パスでゴール前右の伸二に。その背後から上がってくるヤマを見てパスするかと思ったその時、なぜかゴール裏から伸二がまっすぐ見え、あ、キーパーしかいないっと思った瞬間、低めのミドルシュートがゴール右隅に!! うぉー！やったーっ、伸二！ 先制ーっ！ ゲート旗で選手が見えないがこっちはこっちで大喜び（11分）。 伸二はその後もシュートにこだわり打ってくる。で、それ以外の時間は阿部ちゃんから出たボールをアジエルと素早くパス交換でチャンス、チャンス。わー速い、すごいよ伸二、水戸DF棒立ち。レッズ選手も置き去り……っておいっ！ アンジーが全然追いついてない。足が、じゃなくて（足が速くないのはしょうがないさ）意識が。明らかにボールを見失って動き出すきっかけを失って。わああ。激しいショック。あたしらみいんなJ2中毒で朦朧としてない？ ちょっと前にTVニュースでアジア杯、J2、JFLの得点シーンをつづけて見た時。愕然とした。ものの10数秒で決める代表ゴールから、まわしてうかがってやっとのJ2シュート、最後JFLのゴールシーンはスローモーションのようだった。だめだ。展開も判断力もJ2速度。そんなことないってずーっと思おうとしたけど、いやある。速度が、ここで勝つのに必要なものとイコールじゃないってとこが、このことからわたしたちの意識をそらせてきたけど。けれど。「相手に合わせんなー！」と何度もコーナーあたりから声が飛ぶ。逃げ出したい！ 猛烈に願う。こんなスタジアムでこんな試合するのは本当はいやだいやなんだ。 昇格と降格と でも水戸にすればJFLからJ2にあがった1年目。タッチ際の雑なプレーに前の水戸戦＠駒場のときもそーだったと思い出す。オフサイドトラップもたぶんかけてない（が、何度もひっかかるアンジー）。攻め手はカンタン、左右に散らせて空いてるところに入れる＆走る。生き生きと。てゆーかなぜ空いてる（怒）！ 危機はカンタンに、攻めはどんどん難しくなるレッズ。ああ、なんで。 アンジー倒されて得たFKに、伸二、阿部ちゃん、アジエル、そしてヤマ。なんてゴーカな。ヤマ見てちょっと不思議そうな伸二。どーするのかと思ってドキドキしてると、伸二が見たことないみょーなパターンでボールを繰り出し、あれあれと思う間にアンジーがスライディングシュート、わずかにバーを越す。惜しーい！！ その後もアンジーにたくさんボールが預けられるが、取るポジションが混みすぎ、出すほうも間合いがとれず崩せない（泣）。アジエルのスルーパスからアンジーとか、路木からアンジーヘッドとか、俊也のボレーとか、惜しいシュートがたくさん。でも1-0のまま前半終了。 で、山形はどーした。imodeでチェック。2-0で大分がリード、そうだよね、あぁ。でも寒さを味方にファイト山形！ どんどん流れが悪くなる後半。左サイド2番山村が攻守に癪に障る。イチがラインを上げようとするがテコでも動かないピクン。ほとんど7人で守備。ブラジル人クレーベル＆ジョン・パウロには仕事させてないみたいなのに攻め込まれる。最後が雑で助かってるが1点差じゃ怖くって、時間が気になってしょうがない（←気ぃちいせーっ）。伸二帰ってきたら自動的にキャプテンじゃなくてイチのままでよかったんじゃないかとかどうでもよさげなことが頭に浮かぶ。悪い時間。 そのうち自分の苛立ちを選手に横山にぶつけるひとがあちこちで。ヤマが伸二がとったCKが決められない。延々パスまわして最後に詰められず。アンジー、いくらなんでも外しすぎ。バーを越えるミドル。路木にかわった正樹の反応が遅くてあわない。足の止まったヤマ。それは「問いかけ」なんだってわかるけど、自分からも歩み寄ろうよ！ そしてゴール裏。ヤジじゃなくて応援で選手の気持ちを後押ししようよ？ 超ピンチ、と、そこに阿部ちゃん、超速スライディングタックル！ すごいよ阿部ちゃ〜ん（感涙）!! でもそのプレイがチームに生きない。阿部ちゃんが折り返した絶好のボールをアンジーがわずかにはずす。うわぁーなんだよぉ。そこに起こった福永コール。うわ（こっちの方が）やばーい。ピッチにいない選手のコールを、この状況でやるか!? ベンチに対する意思表示？選手に発奮を促す？ なら2コーラスでもう十分、が、コールはやまず大きくなる。ヤスなら流れを変えられる、そう思う、出てほしい、そうだ、でも。今ピッチで追い詰められてる選手たちは？（あとになってあれはマイナスのヤジとかを吸収する意図もあったのかなと思ったけど、でも） その間にもどんどんピンチ襲来。もうだまってられない、「阿部ちゃーん」「アジエルーっ！」「集〜中〜!!」。気持ち見えるからコールする。UBの声に負けないよう叫ぶ。何人かが叫ぶ。 アップしてたはずのヤスが戻ってる。あのおっさんが聞くわけないじゃん逆効果だよこういうの。でもせめて選手交代で時間稼いでお願い……それもなく。残り時間を紙で示すベンチ。「最後までしっかりーっ!!」 本日最高のピンチが続く、そこへ後ろに「ビ〜ルいかがっすか〜」。ばかもーん今ごろ売りにくるなーっ。伸二が右コーナー付近でアジア杯決勝で見せたような時間稼ぎのボールキープ。安全に、でもゴールを狙える瞬間もあるかもしれないのに、引いて立ってるだけの他の選手。んんん…そう1点守りきれればいいんだ、そうなんだけど。審判の笛が勝ち点3を告げる。1-0。 バックスタンド、続いてゴール裏は各コーナーに向かって挨拶する選手。選手に合わせて挙手万歳するサポ、勝ったのにそんなに喜んでない。自分もうまくのれない。コールリーダーがヤマに激しい叱咤激励。 「運営資金が不足しています。募金に協力を」とレッズバス待機する正門前で水戸のおっさんがほぼ100％レッズサポ相手に叫んでいる（年間運営資金は浦和30億円、水戸は１億7000万円、と翌日のスポーツ紙。叫んでいたのは社長自身だったとか）。缶バッチと引き換え1口500円。わたしは払わず。 半ば諦めもしつつ山形……えーっ。堀井、ロスタイムに西山が入れて同点、延長。わあー。頭の奥のほうがちょっと痺れる。念仏を（思い出して）唱える！ 力、入んねーっ。 ここでダンマクひろげちゃおーか。選手にエール。ベンチで使ってたような紙にさー、ささっとメッセージ書いて掲げたいねっ。バカなこと言ってるうちに選手バスはゆっくり発車、手を振って見送り、あたしらも歩き出す。歩きながらまた速報チェック。ウィル退場っ!!!! てことは今季絶望!? ありがとう山形！ でもどうせならウチにと同様に勝ってよ!?（結局引き分け）。道は渋滞してて、やがてバスに追いつき、追い抜いた。と、友達がダンマクだそうよ！ああでもデカくて間に合わないよ。でも小さいダンマクならだいじょぶじゃん？ じゃ出番のなかった永井に捧げるぜっ。深く考える間もなくダンマク引っ張り出して広げるが、タイミング悪くてすぐひっこめた。「サイトー監督しか見てないよ（笑）」って言われて大ショック（てゆーか恥）。次の交差点でリベンジ。今度こそは一番後ろの永井が気づいてくれて、頬杖を外してちょっと笑み、ちょっと手を振る。……爆死（←バカ）。 2位 浦和レッズ 勝ち点75 得失差+39 総得点78 3位 大分トリニータ 勝ち点72 得失差+36 総得点74 残りは3試合、次はホーム湘南戦。
表紙コレクション
［20001105 11:18］  「こっちのゴールに入れんのはヤだな」 |