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20000624
赤い軍団、特別列車で大分入り(笑)
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アウェ〜なレッズ一色!に染まる大分駅 この屈辱に日々耐える大分市民 【豆知識】赤はJR九州のコーポレイトカラーです… 見えないけど運転士の帽子のラインも赤っす 草上のレッズサポ(キックオフ推定80分前)。この後再び暗雲が 東京から大分までJRで行くには? 「九州往復割引きっぷ」 新幹線・特急指定で往復 39140円(自由席往復と比べても約3000円安)/B寝台で往復 32620円(11606円安)/片道B寝台・片道新幹線・特急指定 35880円(7351円安) …と人気のない(けど新幹線より正規料金は高い)寝台特急を使うとなぜか非常にトクなきっぷ。周遊券や普通の往復きっぷと違って途中下車がまったくできない“漢”っぷりで観光には(旅鉄にも)向きませんが、応援活動にはちょうどいいかと。 大分市営陸上競技場へのアクセス 大分駅から大分市営陸上競技場へは駅前通りから「大洲総合運動公園」行きバス10分(160円)、「市営陸上競技場前」下車すぐ。30分以上あいてる時間帯もあるので着いたら即時刻をチェック。都町(繁華街=ホテル街)からタクシーだと1000円弱。 帰りはバスが出るときいていたが、試合終了後ゲート前に確かにバスが3台停まっている。一番奥のレッズの旗が出てる1台に反射的にふらふらと近づいて(←アタマくさってます)……厳然たる現実に目が覚める。ここは日本で大分だぜ、あほ。ゲートまで戻って係のひとにきいたら「バス? だいぶ前に出たんじゃないかな」といわれショック。路線バスはもう終わってる……。「(来たときに通った弁天大橋じゃなくて)ずっと南の舞鶴橋のほうへ行くとバスがある」と教わって、雷雨の下、競技場脇の大分川の堤防下を15分ほど南下。乗ったのは終バスのようでした(ラッキ〜、なのか)。全部歩いたら1時間ぐらいでしょうか。 地図はJリーグHPのここ。 チケット情報はJリーグHPのここ。
今回の旅程
20000623〜24 東京 16:56 | 寝台特急 富士 下関5分停車、8号車前うどんやで「ふく天うどん」420円。うまい。最後の1食でした。ダッシュ! | 大分 09:36 大分名物「だんご汁」1杯目。いりこだし、麦味噌、ごま、野菜。なすも入ってめちゃうま。500円。 同じく「琉球」。アジなど魚とタマネギとしょうゆ。以上駅近くの「茶目」にて。 大分陸上競技場 18:00キックオフ 大分泊 グレイトホテルのグレイトな風呂。黒湯。マジおすすめ。 20000625 大分 09:10 | YELLOW ONEMAN DIESEL CAR Y-DC125 片道910円 | 湯布院 10:10 【ちょっと一風呂&地ビール】 一番近そうだった(歩3分)「乙丸温泉館」で地元のばあさんと。カンパ100円。 湯布院麦酒館(0977-84-2101 11-16 18-22)駅歩5分。ヴァイツェンは苦くていまいち、でもエールがうまかったので許す。 湯布院 13:08 | 大分 14:07 【大分で買い物】 関アジ、関サバ、城下カレイ…(見ただけ) でも車掌さんにおそわった「駅市場」(駅待合室奥)の寿司1280円で魚のうまさ堪能〜。 大分 16:15 | ソニック32号 これはトイレのサニタリーボックス。やりすぎなくらいデザインされた列車でした。 | 小倉 17:31 小倉 17:58 | ひかり378号 普通車4列シート、PC用デスク付きの席あり(でもつっぷして寝る用につかわれてた) | (レールスター) 新大阪 20:27 新大阪 20:43 | ひかり134号 東京 23:43 |
つーことでひとりぼっちのツアーで初アウェー行ってきたのでその報告。 品川駅4番線に09:50頃立ってると拝めるその姿に「いつか」と思っていた寝台特急「富士」に乗るチャンス到来。西鹿児島行き最長特急(所要24時間)から一寸後退したがそれでも所要17時間。外は威厳があっても中はぼろぼろ(泣)。early 70'sつーか場末なロビーカーがイカす。およそ婦女子の乗るものには思えません。 大分へ そのTipsは文末や左下にまとめたのでいいとして、金曜夜とは思えない空きっぷり。でも同じ車両にレッズサポ2人確認(ケータイストラップが……)。大分に着いてまずバス停チェック、と駅前を歩いていると、目の前にキックボードで旗もってレプリカ姿(でも背にはでかいリュック)の人。旅程はひとり旅でもいっこの社会に加わるという感覚が舞い降りる。ホーム駒場で感じたことのない類の緊張。乗る前には別府で降りて地獄でも巡ってから、という気持ちもあったし、着くと予想外に晴れて暑いので湯布院は今日にするか、と時刻も調べたのに、試合前に観光する気になれず。ホテルのチェックインまで駅前〜繁華街を攻略。 「攻守切換」もしっかりね(門司駅構内にて) 第21節 大分トリニータvs浦和レッズ @大分陸上競技場 15:40頃到着。メイン側とバック側の2つの行列、赤い人もちらほら、でもホーム/アウェーの区別はなし。トリニータサポに挟まれて心細さのあまり友人に電話。 16:00開門。レッズの出店があってびっくり。入ってみればバック(芝生)はハーフウェーラインのあたり(得点表示板がある)でホーム側とアウェー側にわかれていた。 駒場で見るダンマクがすでにいくつかはられゾクゾクしてくる。確かにいる来てるのに人がまばらに見えてしまうのは「いかない」「(あんな試合をするレッズを)応援しない」人の意思の作用か。ホーム側を見ると芝生席の上でサッカーボールを追う子供が数人。ずらり2列のダンマクはただ選手の名前が目にはいるのが多いような。 好みの位置しかも最前列に座って、門で問答無用に渡された「OITA TRINITA OFFICIAL MATCH DAY PROGRAM」を開く。シジが表紙。表1、表4は4C、表2、表3は2C、中身なし(おぃ)。うーん太っ腹。 「この選手をマークだ! WANTED」コーナーに小野ちん。髪が生えてる…。順位表がレッズ1位。あー前々節(19節)の結果やん。と、隣にやってきた親子?づれの爺さん「大分は情報が古い」と一喝。よく見ると挟まってた紙に20節の速報が載ってました。印刷の都合か。 (そーいえば「TRINITA CLOSE UP 大分のディフェンスリーダー」として平岡靖成を紹介してたがこの日は出場せず、帰ったら移籍が報じられてた。いいけどいいのか?)。 とここまでは1回降った雨もあがって日まで射してきたのだが。 ゴール裏 吉野ともうひとり(失念 ^^;)選手がでてきてピッチ中央でなにやら相談(いま思えば「ちょっと短い」大分のピッチ感覚をチェックしてたのね)。しばらくしてアップ開始。GKは安藤!? この2位3位決戦にいきなりかい。'80年代のロックが流れ、ときおり挟まる妙な声が「なんとかニガ〜」ってきこえてそりゃないだろーって、3回目にわかりました。「お〜いた〜 とーーりーーにたーーー」って言ってたのね。 大分最大(推定)のデパートTOKIWA(グッチまで入ってるのに、隣のヨシギュウとつながってる謎な店)で購入した高菜おにぎり157円をややのんびり食べてると、ゴール裏から呼びかけが。 「応援したい!」 バック側でひとりでだってただひたすら応援するつもりだったけど、この人数、「一カ所に集まって声を出そうぜ!」という呼びかけに即応。ゴール裏へ。 今日は太鼓がない。だから――――――――そこからわたしの記憶はしばらく途切れている。 気がつくと失点シーンも覚えてない(←コラ〜)。 焦る気持ちがコールを揺らす。そのたびにコールリーダーが全身で修正。リスタート。ゆっくりなコール。めちゃ速いコール。不利な戦況に流されないよう、いい波がつくれるよう。ときにコールをとめて戦況を注視。落ち着け。あせんな。集中〜。マイボ〜ル。安藤コール。ヤマのゴールに絶叫! ミスがあっても揺るがず応援。選手の判断をプレーをほめる声。豪雨の下、声を合わせ、手をたたき、手を掲げ、タオルを振って飛び跳ねる、レインポンチョの中に雨がはいる。でも選手は。勝たせたい。大分の大量のシュートがことごとく外れる。いいぞ! あとはレッズ、お願い、決めて! ゴール裏から見るピッチは分析したり批評したりなんて隙はなかった。勝たせたい。でもふと目に入るこんなシーン。あーオレ様ウィルがパスしてる…。大分の選手の意識も進化してる。えーいレッズ、しっかり! 結果延長も1-1で引き分け。選手全員に拍手とコール。安藤、そしてヤマへ。 勝たせたかった。 試合後、友達に電話して「ヤマのシュートって何分だった?」ってきいちゃってあきられました。 サポのみなさん、120分間戦った選手、タマシイの底から、ありがとう。 夜の繁華街 この日はJ1 2ndステージ開幕の日。わたしは仕事で、あるチームのHPリニューアルと速報システム制作に携わってて、実はこの日が初実戦@国立だった。スタッフに陣中見舞いの連絡(もうとっくに終わってるって。こんなとこでサボっててごめんよ〜)。どこかでメシ食おうと歩いてると「ウラ〜ワ レッズゥ!!」と男の集団に声をかけられる。ちょっとこわくなって、ホテルで着替えてからにすることに(エール交換だったらごめんなさい) 散々迷った挙句、セントポルタ中央街を抜けて都町にはいったところすぐ右手の飯屋に入る。おばさん3人が切り盛りしてて、客はカウンターにおっさん一人。テレビでPK戦で恋人ゲットとかちゅーのをやってて、話題はサッカーに。今日は橋が混んでたけどトリニータの試合があったんかどうか、あれは少年サッカーだ、いやうちの下宿人が今日応援に行ったからそうだと延々もめるので、(やめればいいのに)自主申告。そしたらおばさんが「すぐそこ(ホテル法華クラブ大分の前)にとまっている赤いバス、あれはレッズの応援か」と聞いてくる(わたしも気になってました)。負けじとおじさんが、W杯に向けて建設中の大分ドーム型競技場の工事について語る(なんでも山の上に穴をあけて元の山のようにドームでふた…って)。「レッズって有名選手、誰がいる?」。名前をあげてみるが反応なし。おばさんは川口が好き。別のおばさんは中田。隣のおっさんは三浦三浦とうるさいので淳宏かと思ったらカズ。試合でんとね、小野ちん…。 ホテルに戻ってスーパーサッカー見て、24:30から大分朝日放送の中継を観戦。こういうふうにも見える試合だったのか。大勢のトリサポの応援を一点突き刺すわれらが声がピッチに響いてて、ちょっぴり感動。 と、なかなか書く時間ないうちに鳥栖に行く日になってしまったす! つづきは鳥栖から帰ってきたら更新しますスミマセン。 ……といいつつまだつくってない本日7月17日。次の大分戦までには(爆)。
【おまけ】駅前通りの舗道に刻まれた「未来の大分市」
【寝台特急富士 ひとくちメモ】 ・富士のB寝台(2段ハネ)上段はまったく窓がない。真っ暗な寝台から外を見る楽しみは下段で。 ・最近の寝台車に比べ格段にボロい(特に私の乗った14号車(最後尾)! 許せたのは張り替えたモケットぐらい)が、寝台の巾は広い。客車(機関車が引っ張る)なのでモーターの音がしないのはいい(サンライズは結構うるさかった)。 ・12、9号車は同じB寝台なのにきれいだった(しかもほとんど無人)。トイレ、洗面はこっちを使う。 ・門司での機関車交換、14号車からだととても見にいけません(爆)。給水なんかもあったのかも。ホームで写真撮ってたら交代したばかりの車掌に注意された。発車30秒前にドア閉めますって。そのヘンも懐かしの客車列車。 ・食堂車が廃止され売店もなく(ビールを含む飲料の自販機のみ)車販も九州に入るまでなく停車時間も限られてるので乗る前に用意しましょう。わたしはタバコがなくてジタバタしました(いまどき席でタバコ吸える貴重な列車)。名古屋4分停車で猛ダッシュ、7号車のちょうど前で無事ゲット。その停車時間を確認したときに(危険だから)自分のを売ってくれるって言ってた車掌さんが約束どおりもってきてくれたのでそれもありがたく買いました。車掌さんありがとう! ・イカしてないそのロビーカーですが、この窓に向かってる席、いいねーでもせっかくの海側はソファが海に背を向けてるのどーしてあーこれ“富士”だからぁ…:::: |