動画特報(?)
恒例・夏の角川アニメ祭、本年は『X』 と『スレイヤーズ・リターン』の2本立。 でもってまず『スレイヤーズ』は、ま〜 いつも通りのアノ世界で<劇場版>のワ リにゃ〜作りがチープ・お話も拡がりに 乏しい感じ。昨年公開・第1弾の方が全 般的に「まだしも」だったよーな…。し かしもう一本・CLAMP原作の『X』 が大問題作で、コイツは冗談じゃなく 「ずざまぢい」。超カンタンに説明する と、『帝都物語』のよーな世界観にもと づき『幻魔大戦』アニメ版(『X』と同 じ、りん・たろう監督作品)のよーな先 進的絵造りで『伊賀の影丸』的なエスパ ー同士の団体戦が展開され、そして最後 には主人公だけを残してみ〜んな死んで しまう(!!)とゆー、あいた口が三日も ふさがらないよーなシロモノ。幻想シー ンを含めて何度も何っ度も凌辱される (十字架にかけられ首をハネられ腹を裂 かれ…)ヒロインを筆頭に、CLAMP 特有の華麗なるキャラたちが次々に血を 流し死んでゆくこの<ショー>は豪華ケ ンラン・ゼイタクの極み…と言えなくも ない。この製作者たちは、自らの最も愛 するイメージ(帝都破壊シーンの、異様 なまで細密な描写をも含め)を自ら犠牲 の祭壇に乗せてくれたワケだ。だがしか し「ソレっていったい、何のため!?」 一方のTVアニメ界、ハッキリ言って いま断然オススメできる番組は『こども のおもちゃ』だけ。そぉ言や前号で『ヱ スカフローネ』の音楽(菅野よう子+溝 口肇)は平沢風…と述べたが、ここで訂 正「はるかに立派です」。ただカンジン のお話が…『ラムネ&40』もそうだけど、 ファンタジー・ラブコメ・巨大ロボ…と 面白げな要素を詰め込んだあげくにどー にも煮え切らず。こんな状況下、特筆す |
べきはおなぢみ東映特撮ヒーローたちの 大健闘。「オレたちゃ〜闘う交通安全!!」 をモットーとする『激走戦隊カーレンジ ャー』を筆頭にバカ丸出し爆走体勢、そ の中でも非常に新味ある番組が『超光戦 士シャンゼリオン』(TX・水曜18時) だ。コレ題名だけは妙にまっと〜だが、 その内容たるやバカでスケベな私立探偵 が何かのマチガイで<光の戦士>となり、 人知れず人類のために(?)闘うとゆー ドタバタ喜劇。まず各回の副題からして 「サバじゃねえ!」「コンニャク残して」 「ご令嬢、コレ異常?」等と心得違いも はなはだしく、本編中でも意図的にハズ シたよーな泣かせるギャグ連発・スミか らスミまでズズ〜イと愚劣。舞台となる 東京ベイエリアのモダーン風景と、頭も 品行も極端にワル〜い正義の戦士たち (侵略者たちに説教されるほど! しか も貧乏)の脱力ぶりはまさしく好一対・ 超〜キザな敵役のタレる不可解なウンチ クやチ〜プ極まるCG合成もオツな味で、 こらまったく'90年代にしかありえない 作品として絶賛。さぁてもーすぐ秋の番 組改編期、あにめ陣営の巻き返しは!? |
Nogucci Harumi < MGH03372@niftyserve.or.jp >