ざ・ホネ折りゾ〜ン

今宵ぼんず様と、スヰ〜トなひと時


 この日本で、フランキー・ボ〜ンズ様の
ナマ情報が読めるのは…「デジビだけ!」
はいっ良くできました〜。さてボ〜ンズ
様はNYテクノはうす界の名付け親的D
J(本誌141721号を参照)、中西部強
酸軍のルーツもぼんず様、'80年代から英
国のレイブでプレイ/アチラのダサ〜い
バレアリックDJどもを精神改造したの
もぼんず様、とにかくすっごく偉い人。
ところがこのクソおやぢ、彼の「作品」
の多くはイイ加減なパクリの寄せ集め、
とゆー事実でも有名。呆れたことには昨
年、ぼんず&レニーDの迷作シリーズ
『ルーニーチュ〜ンズ』第3弾が、約4
年ぶりに登場。今回はレニー抜きで内容
は、昨年流行のWINXやバンヘルデン
を露骨にパクッた赤面的トラック集…何
の意味があるの? 本気を出せばぼんず
様の方がアイツらより優秀なンだし、カ
ネのためでもなさそ(こんなアングラ盤、
売れても千枚以下でしょ)。それを本人
に訊ねたら「だってハヤリぢゃん?」と
かゆー、てんで意味不明な答が返ってき
そうでコワい。つまり思考ではなく、反
射神経のなせるワザ。日本でも有数のぼ
んず盤収集家(恥)たるアタイらには、ち
ょと分かるよーな。
 そんなぼんず様のインタビューが『マ
ヂックフィート』に出てたのですが、そ
の「最もカンヂンな部分」には触れてな
くって残念。ココでタマげたのは、ぼん
ず様が最近のお気に入りとして、英国の
クリスちゃんボーゲル/N.ランドスト
ラムの仲良しペアを挙げていること。
「彼らのピュア&みにまる路線こそ、テ
クノの未来形だ。ベルトラムやアルマ〜
ニ、DMの連中よりもはるかにススンで
る」…最も早くからクリスちゃんやラン
ちゃんを支持してきたアタイらも仰天、
ぼんず様の口からそんな言葉を聞こうと
は。何でも『TA2』に収録・ぼんず様
の名曲は、その路線を意識したモノだ
そーで。
 きっとぼんず様にすれば、NYハード
家連にしろNY〜中西部強酸軍にしろ、
ヤること見え見えでツマンない。それよ
りは英国のピチピチ少年団 とゆーとこ
までは分かるが、ついでにR.がぶりエル
やI.ぷーリーなぞに言及なさるに及んで
は(そんな連中の方が、あるま〜により
もイイだって!?)も〜陽電子砲でも喰ら
ったよーな気分・ビビビッ! んでぼんず
様、今後はそのピュア路線で攻めまくる
かとゆーと「でも、お客がついてくるか
なー」な〜んて意外と弱気(いかにも下
町っ子)。
 ぼんず様と過ごした楽しい時間、最後
は『ボ〜ンあっぷ!』(TRAX/TX 5034)を
聞きながらお別れです。このアルバムは、
彼にしては多少マトモ…「アイテテテ!
アイテテテ!」何これっヘンな曲! でも
、A2「アップル社」はマック信者必聴!

  (13k, jpg)

 The Crate Diggers「Ultimate Trax 1」
 Nugroove/HAL 12680
 '95年、ぼんず&レニー久々の合体プレイ。
 もち内容は…

  (21k, jpg)

 V.A.「TERRORDOROME I」edel/0041512CON
 右欄から出張、Pに対抗・Tモデルが登場の
 おトク盤。ゲーム中に最適「メテオ!」
 「アルテマ!」「プッシ〜!」





Back to vol.24 Contents Next Page:グルメな猫ちゃんのお娯しみ

Nogucci Harumi < MGH03372@niftyserve.or.jp >