ACV「永遠の都」の光と影


 特売コーナーの片隅に咲く一輪の可憐
な野菊、またはあしっどマニヤの「躓きの
石」、それが伊太利の変酸軍団・ACV。
アレに泣かされて、メロコアに転向しち
まった青年たちも多ゐと聞く(ウソ)。そ
んな「アイツら」との交際法を伝授しま〜!
 さ〜てココんちのボスは、ローマのレ
ヲ・アニバルディ&シカゴ出身アルマ〜
ニと推理。必ず名前が出ている製作者T.
ベルデとゆー人は、そのどっちかの偽名
ではなゐかと推理。ご両人の合作ACV
一千番(ロゴ面が○)が、ココ初のリリ
ースかと推理。レーベル名の「オルタナ
恥部カレント」は、交流電圧と「また別
の潮流」をカラめてゐると推理。金田一
少年の推理(…ゴメ〜ン!)。
 …アルマ〜ニのレーベルとゆーことで
昨年イッキに脚光を浴びたACVだが、
しかし「その他の連中がてんでダメ!」
つーことでイッキに二流の烙印ベッタリ
(当でじびも、その「転落」に力を貸したか
も)。しか〜し、大好きなアニバルデ
までがクヅ扱いされてはタマらんっ。ア
ニバの作風は伊太利独特のくッら〜いプ
ログレとシカゴ酸家の合体?で、極めて
泥クサ。が、その根底の祈りと抒情は、
この世界でも超レア&マスト。ウチの知
る限りまったく駄作ナシだが、まずはア
ルバム(既報の2作)が激オススメ。A
CVのミックスCDつーのがまた、概し
てつなぎが適当〜で評判ワルい(苦ッ)の
だが、アニバによるミックスだけはイイ
らしい。今年はリリースが少なかったア
ニバ、来年は大活躍を期待〜。Work It!
 で、ココの評判を失墜させた主犯格が
フレディK。この被告は、ボス2人の良
くないトコだけ合わせたよーなド変人。
まれ〜にイイ曲もあるんだけどなァ…
(まれ過ぎ)。
 「3等身アシッド」でおなぢみACVお
笑い担当はR.ロッチ。その後、1036番
『スタート』と1048番『ボビィにご用心』
を買ったが…アレーレ? コレって傑作
ぢゃん。特に前者の「あしっどマリンバ」
はこのバカ!と思いつつDNAがウズい
ちゃってウフみたいな〜(このバカ!)。
 が、さらに得体の知れんモノをヘーキ
で出してるACV。1049番マックス・ポロ
がその典型で、コレは環境系かノイヅなの
か…もちろんそのどっちでもなく、コレ
また酸家発展の一つのカタチ。受け入れ
るか拒むかは、アナタの自由。これらA
CV系異端アシッドは「はみ出し」にて!

  (36k, jpg)
 Robert Armani「Blow It Out」ACVDP013
 不敗の鉄人、最新作も完全勝利ッ!
 (テンポは下げめ)

  (10k, jpg)
 アニバルディのお得意
 ポ〜ズ。マネしちゃダメ

アニバルディのアルバム:「カニバルド」も「MUTA」も、アナログのみスリーブに異常な幻想絵画入り。おトクなのか!?
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