タネも仕掛けも、お許しください
「夜ふけの街は、あたしの遊戯場!」と ばかり暗躍する美少女義賊・St.テール (しかしまだ中学生なので、出動時間は 必ず12時前。少しエラいかも)。この 「聖なるシッポ」を捕えるべく、アタイ らも夜の街へGo〜! つーことでの夜遊び、まずは10月27日 ジェフ・ミルズ@液部屋。元相棒のマッ ドマイクと共に、この1年ほど好盤に乏 しいミルズ。この夜もどーなるかと思っ ていたが、結果的にはトリッキーなつな ぎと強迫的なビートがんがん(EQで、 ゴソッと高音を削っていた感じ)で完全 KO。もーお皿に賭ける気迫が違うっつー か、あの爬虫類みたいなヒタタッとゆー 手つきが夢に出てきそう…。 続いては11月1日「MOON AGE meets in dust-real」@黄色。これを主催の 「テクノ−ヘッヅ」とは、全世界の通信リ ソースを私物化しよーと目論む悪の電脳 パンク団。この夜もイエローのFAX回 線にアヤシげな機材を接続し、ヘンな映 像を全世界に中継・遠方の同志と無内容 なチャット、と禁断の秘戯さくれつ〜! の趣向(ウキウキ)。DJ陣ではディープ ハウスからポップダンスまでを独自のス タイルで廻しきったJuNya氏もステキだっ たが、何つってもこの夜のヒーローは MOON AGE代表 DJ Q'hey。まず佐川和美 とのユニットLosing ReligionのPA(写 真・裏表紙)ではウチの大好きなミニマ ルアシッドで会場を魅了。DJでも異常 に高い音圧でブッ飛ばし、ミックス技キ レまくりの調子良さ。いまは某33にお勤 めとゆーQ'heyさん、見つけたらサインを おねだりしよーっと。 その翌日2日も黄色、クリスちゃんボー ゲルを迎えての「ディストーション」へ 出動。思えば今年初め、彼のミルプラトー 盤をデジビで紹介した時には「またヘン なマイナー盤で悪いなァ…」と思ったも んだ(ところが、今や世界の超一流! ア タイらって、目が高い〜)。その旧盤と 最新傑作アルバム『アブソリュート・タ イム』(Tresor 22)を聞き比べての感想 は、昔の彼ってロクにテクノを知らずに |
作ってたみたい。でなきゃー、あんなヘ ンな音が作れるワケがない(最近は少し フツーになったかも)。で、この夜のク リスちゃんは地味なポロシャツにGパン、 安物のヘッドホンとゆーカッコで登場。 外人にしては貧弱な体型といい、あまり モテそーもない感じ(大きなお世話!)。 DJは予想通り、旋律皆無のみにまる中心 で、手廻しの音を混ぜてくよーな不審な 行動も。ヘンすぎつーことでナメられた のか、黄色の店員に横からEQを直され ていた(可哀そう…)。それに比べ飛び 入りマーク・デイズのDJは、短時間だっ たがいかにも「プロ」のしわざで好対照。 でもやっぱ、ウチはヘンな青年に味方し ちゃうもんね〜。 (59k, jpg) 11月1日、PA不調にメゲず熱演の「RA2019」 (32k, jpg) 地元の英国ブライトンでは、デブクラ (別名・ジャ魔P)に若造扱いされている クリスちゃん。イイ子なのに可哀そう… |
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