スカポン機材が、逆襲するとき


 賛否両論を巻き起こすジャックス(DJAX)
レーベル。シカゴ関係は問題ナシだが、
欧州産物がねー。以前よくあったアシッ
ド+環境(実験的?)や、10分間も展開し
て少〜しだけ盛り上がるランダムXSあ
たり、いかにも好悪が分かれそう。近作
226番のメジャー・マルファンクションは、
さらにその両者を合体(ぎぇっ!)の恐怖
盤…でも聞きやすいからイイか。

 特売コーナーで発掘206番アキラ・ブラ
イアントは、シカゴ発DJスカルの弟分。
スカルの図太さに比べ、線が細く神経質
な響き。展開のなさも横着な感じだが、
かなり個性的なので誰かのオカズにはな
りそう(B2は、ぐぅ)。そしてヘック
マンの最新作(図)は、昔の仏国製シンセ
「コボル」と909だけで制作の新機軸。い
つものプログレ臭いおやぢと違って、「近
年シカゴへの回答」的なチ〜プ酸家。お
やぢのアッサリとポップな一面に、思わ
ずホッとする好盤ねっ。

 (10k, jpg)

  「KOBOL TRACKS No.1」
    DJAX-UP-228
  ナゾの機材「コボル」の正体
  は、エーベックス様のPR誌
  「ビ〜トフリ〜ク」(!)で
  判明。おやぢの機材リスト
  にはオスカーやメロトロン
  も。貴様メカフェチか〜!

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