…と、澄ましてばかりもいられない。ブームのおかげで、以前買い逃していたダンスマニアの旧盤等がドッと国内流入。特にDM54とDM59は、それぞれ夢にまで見た(バカ)名シリーズの第1弾だけに嬉しっ。
さて近着シカゴの傑作は、なぜか作風がそっくりの3人組。フツーは字で書くクレジットを、そっくり曲に織り込んじゃうDJファンク1(UNDERGROUND TRAX・UGT001)、なぜかここでも「ライク・ジ〜ス」と唄うジャミン・ジェラルド(DM81)、そしてDJ#1の『ゲットートラックス』(DM60)は、いくらシカゴでもヘン過ぎ。B1「コンピュータ・セックス」という曲名だけでも特選盤の価値アリだが、「DJシャ〜プワァ〜ン」と呻きながら愚劣きわまる最後のトラックに突入する瞬間の緊張感には感動もーれつ。ゲットーからの魂の叫びにウソはない。シカゴって最高っ!
Nogucci Harumi < MGH03372@niftyserve.or.jp >