黒ネコシカゴの宅急便〜


 以前、さらっと紹介したフェリックス・ダ・ハウスキャットのレーベル「ラジカルフィアー」。ここは最近ナマアシッドのエエお皿出てまっせ。

 まずは'80年代トランスマットでも活躍した大ベテラン、Kアレクシの「THEE X FILES EP」(FEAR 005)。基本はもちろんドロズブのシカゴアシッドだが、ヒューマンボイスが「ひゃらー」とやや叙情的、一時のホーティンをもっと骨太にした感じ。これならデトロイトに混ぜてもイケそうよ。

 一方こちらは、もードロッドロのズッブズブ。どきやがれっ、泣く子もシャラップの303大帝アルマンド登場だ! 同じアシッドベースでも出音がまったく違う、特に11分にも及ぶAA2は、ハラワタ直撃の極太パワ〜で完全勝利。しかしレーベル名を意識したか? A2は題名が「ラジカルビッチ」で「プッシィ〜、ウゥ〜」とお下品。大帝のクセに…ヤーねっ。

(56k, gif)

ARMANDO「DARKSIDE EP」
RADIKAL FEAR/FEAR 006
黒ネコ印の本場モノ最新盤。
ところで、野田努・渡辺健吾の
両氏が1月に創刊するテクノ
専門誌「ele-king」にデジビが
コラムを執筆。第1話はシカゴ
系ヨタ話なので読んでちょん


Back to vol.10 Contents Next Page 「何をなさいます上官殿!」

Nogucci Harumi < MGH03372@niftyserve.or.jp >