ついに登場「ひばり系」テクノ!

 ステファン・ロバースはジャックスの看板アーティスト。しかしアシッドジャンキー ズ(ロバースとH・デ・キンデレン)のこのアルバムを聞いてみると、かしこいヒトが無理してバカピョンアシッドをやってるよーな感じ。M9はちょっとヘンだが、全体にはあまり好きになれなかった。

 まあもう一枚くらいは、と思ってテラスのEP「バックフラッシュ」(DJAX-UP-203) を聞いてみると、まだいいけど、本場のシカゴアシッドに比べたら、いかにもアタマで作っている。ところで「アシッドジャンキーズのテーマ」もそうだけど、手前がアシッド、奥の方でストリングスが「りんご追分」(マイルス・デイビスも演奏した美空ひばりの超名曲)みてーな5音音階を鳴らしているのがこのヒトの好みらしいので、「ひばり系」と命名します。こうなったらアシッド演歌の星を目指せ!

(20k, jpeg)

ACID JUNKIES「PARANOID EXPERIENCE」DJAX-UP-CD5
「コカイン、コカイン〜」だと。この程度のバカさ加減で
あなたは満足できますか? 


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