最近まとめて聞く機会を得たサイズィ ジーのリリースを大紹介〜。ココんちの お皿群でまず目をひくのは、そのスマー トなデザインと贅沢な作り。原色のジャ ケから飛び出すカラー盤の美しさには、 お皿好き全員タメ息。裏返すだけでイイ 気分になれるお皿なんて、まぢココだけ。 内容的にも共通の感触があり、どっちか つーとダンスよりチル志向。上下が削れ た独特の音質とあいまって、カッコ良さ より温かさ、みたいな感じ。こんな強固 なテイストを持ったレーベルは、他に世 界のどこにもない。 さて各盤の紹介。最初期3枚は既報だ が、2番『WEB/ロマンス』(緑盤)と 3番のDFL(青盤)は、今後さらに輝き を増す名作。続く4番『アツトシ・ヒラ ヤマ/ボーダーライン』(黄盤)は、基本 的にリズムがヒップホップ…が、なぜか 終盤2曲だけピコポコお花系、特にB3 は宮城道雄の名曲「春の海」(お正月の テーマ)のテクノ版みたゐで最高! 6 番『FS/BIRTH & BREATH』(白盤)はデ トロイト経由シカゴアシッドの日本的解 釈、どこを切っても温かみが溢れ出す。 そして5番『WEB/クラシックス』(赤 盤)と7番『Dja-zz/EVA』(カルピス |
色盤)は、おなぢみ杉本拓也くんの作。彼 の作品群を子細に聞くと、セカセカした リズム+ゆったり上モノ、という特異な 構成は常に不変。その危ういバランスは 強固な魅力だが、ハズせば録音の悪さも 手伝って相当に聞きづら〜い。7番のB 面に多少それを感じたが、しかしA面の 「拓也流・密室的ハウス解釈」はボディ にくるKOパンチ。5番の初期音源集は 貴重なヒラメキの集積(かつ彼の作品で は最もテクノ的)で、数多くの「ハッと する瞬間」を精密に記録! (14k, jpg) 「惑星の合・衝」を表すサイズィジーの マーク。カッコいいのだが、「ろまサガ」 に登場「死食」とゆーコワい現象の絵に ソックリ |
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