ブルックリンでブルブル〜!


 こちらもNY、ブルックリン派の近況。
トッド・テリー(通称テリーマン)とゆー
人はまさに超一流!だがパクリが多く無
思想で、感覚だけが非常〜に優れたハウ
ス野郎(体質的にはF・ボ〜ンズ様と同
じ)。往年の名曲「A Day in the Life」
を題名にしたアルバムも出てるので、ぜ
ひ聞いてみて。ハウス+ノンビリしたハ
〜ドコアみたいでしょ?(くくっ)。でも、
ノッてる時のテリーマンには誰も絶対に
敵わない。最新2枚組『生還』(Freeze/
TNT-37)が、まさにソレ(テクノ度は低い
っす)。ニクいほどの完璧さに「アシッド
でもカブセてグチャグチャにしたろか!」
などと考えていると、そこへすかさずト
ボケたアシッド音が。ま、負けた…。

 一方テリーの同期生・孤高の巨匠ベル
トラム待望の2枚組(図)は、ミルズとア
ルマ〜ニを混ぜたよーな激ミニマルハー
ド。師匠特有の感情表現には乏しいが、
でもマスト〜! 

 (22k, jpg)

JOEY BELTRAM「PLACES/DO.EP」TRESOR 34
このおやぢの孤独そーな横顔を見よ。こっちまで
タメ息が出てきそう…。「東京のブロンクス」こと
足立区育ちのわちきにはわかる、河の街の哀しさ。
でも、音楽は「心の橋」

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