心は舞い上がる、悠久の宇宙へと


 あの傑作ベスト盤(本誌14号参照)一発
の威力で、たちまち超一流レーベルに認
定!のirdial。そこで捜索に突入した取
材班だが、仲々おいしそーな盤は見つか
らず。で、つい掴んだ『A・マニング/
桃色ポリプロピレン諸島』(54ird aev2)
は、何と一貫してぴろ〜、ごぉ〜とかゆー
「宇宙音」(古典的特撮モノの宇宙シーン
に流れる、ぴゅう〜とかキキ〜、とかゆー
SE。どーしてそんな音が聞こえるの?)
が鳴っているだけっ。

 (10k, jpg)

 「MONO JUNK」DUM 017
  T.ヘックマンのレーベルから
  も出していたM.Junk(盤面上、
  親父に感謝の記載あり)だが、
  まさかこんなヤツとは。親父
  は、この事態をどー見るの?
  完全未知レーベルの17枚目、
  にも驚き。世間って広いわ…

 モノ・ジャンクの2枚組(図)も、前半か
ら相当にヘンだが、特に後半「宇宙音」
タレ流し状態でフンガ〜。知り合いのD
Jカシオマンによれば、
「こーゆう盤は使える。ハードハウスな
んかにこの音をカブせれば、即テクノっ
ぽくなるワケじゃん。ピッチ合わせも不
要だし、グゥ〜」
だそーだが、DJなどでないカタギの衆
にゃ〜、こんなのクズ同然だって。宇宙
人にだけ、オススメだいっ。

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