今月の【世界アシッド紀行】。まず【レイブワークス】のコンピ 「ハ〜ドトランス傑作集2」(UNDLAB/CD025)は、一般人には 【ぜ〜んぶ同じ曲】に聞こえるアノ路線。しかも、長い曲は適当に はしょって収録とは。【R.カスパー】と【R.BABICZ】が優秀なので、 彼らの各EPを探そっと。仏国から登場のアシッド選手【オリビエ・ ル・カストル】の「ロッジEP」(STEP2HOUSE・560 0019 30)は、 エスプリあふれる作品で【ジュテ〜ム】。でもど〜して「ロッジ」? NY【ストリクトリー】のオムニバス「ワイルドピッチとヒネくれアシッド」 (SRDJEP2)は安くてお得だが、ワイルドピッチってみ〜んな同じような展開。 パワー/セックス系では一番素敵な【マーク・ザ・909キング】のアルバム (POWER/MUCD006)は、テクノに聞こえるが根本美学はハウス。そこを味わってね。 やっと発見【DJスカル】最新盤「放射性降下物」(DJAX-UP-214)は、 超ミニマルに引っ張ってド〜ンと大爆発、こりゃすげえ! この人には、 シカゴっぽい「【モモヒキ】見えてる〜」的なダサさが皆無、そこが実にニクい… 等々【ネタ】は尽きないが、あれ、もうスペ〜スがないの? 増刊・レコ評 特集号でも出そ〜かしら?
Nogucci Harumi < MGH03372@niftyserve.or.jp >