ようこそ眼鏡くん

リッチー・ホーティン「クラブ・ヴィーナス」 1月28日/新宿・リキッドルーム


 『シュガースィート』『ループ』『テ
クスポ』『音楽天皇(ホーティンとフミ
ヤでヘロヘロ〜とか言いながら、その日
朝7時に書いた編集後記が微笑ましい)』
…と、もうこんだけレビューを読んだか
ら、何も今さら…という気がしてるデジ
ビ@情報戦争に完敗。誰もが言うように、
ちょっと行過ぎの大混雑。女子トイレは
詰って水びたしだわ、バッドアシッド&
ドラッギーな映像で迫る平田知昌の確信
犯的DJで具合いわる〜。
 ようやく登場のホーティン、そのスッ
とした立ち姿に涼風が。でもそれも一瞬、
ジャンルや自分&+8一家の曲にこだわら
ない無手勝流のプレイは、「X-MIX-3」(本
誌10号で紹介)の印象とは違い、やたら濃
い。ちょっとしんどいくらいだったが、
踊るうちに、これ全部がこの人にとって
等しく「音楽」なんだと感じて、嬉しく
なっちゃった。21世紀のポップ・サーキ
ットブレーカーで泣かせてくれた後、後
半はデトロイト流のお楽しみ大会(ハウ
スね)でゴキゲン。

(18k, jpeg)
ようやく会えた
メガネくん。
すっかりのせられ
て、彼の曲づくり
のナゾには迫れま
せんでした。もう
ライブは幻なの?


Back to vol.12 Contents Next Page 「おと〜さんの恥ずかしいアルバイト」

Nogucci Harumi < MGH03372@niftyserve.or.jp >