シツコさ百倍の伊達男


 大物DJが続々と襲来し、おかげでテクノファンには「寝不足で翌日ボーッとする」 「金がなくて、全部は行けない」と、悩みと喜び尽きない東京の日々。まず10月21日クラブヴィーナス(リキッドルーム)のデビッド・ホームズは、「スモークベルチ供廚療蟆爾撚饐譴鬟疋奪〜ン。デジビとしては、先月紹介DBXとその後数曲が◎。カットインのタイミングでわかるが、彼の感覚はロックが基調。そこが好悪の分かれるところ。

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途中アホっぽいトランスでバカ踊り。
このへんがギャルニエの本性なのか?

 そのホームズもかけていた、仏国最高のアーティスト/DJがローラン・ギャルニエ(11月4日ゼロターボ・イエロー)。この日は、デジビも大尊敬するKUDO氏のお別れパーティ(独逸へ武者修行に出かけるとか。なんかさびしい。早く帰ってきて)を兼ねるとあって、会場の盛り上がりもかなり。小技の少ないKUDO氏のどっしりしたプレイに続き、さあギャルニエ登場。金髪長身サロペット着用の彼(なんと大阪ではMTVのTシャツを着ていたという。仏国ではそれがイカすのか?)は、こっちから見ると前掛け姿の職人さんみたい。で、いきなりかけたのが「ウッフ〜ン、もっとぉ〜」とセリフ入りのヘンなハウス、純情なテクノ少年少女を赤面させた。以後、自ら率いるFコミ軍団の曲を混ぜながらシカゴ風トラックのリズム三昧を中心につなぎ、途中Kサツの介入(失礼だぞ!)で中断はあったものの、絶妙のロングミックスで上げては落としてプラスチックマンの新譜もかけて、挙げ句にまた「ウッフ〜ン」ときてそしてまた上げて…と、さすがにネチッこいぞフランス男。とてもこっちのカラダがもちませんわ、と5時半に退散してしまったのでした。

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LAURENT GARNIER「ShotInTheDark」
F COMMUNICATIONS/137001420
名作だがレコ番が長すぎる


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